「熱中症」とは暑い環境で生じる障がいの総称で、毎年多くの人が熱中症により救急搬送されており死亡例も見られるなど、猛暑は命に関わります。
熱中症とは→ 「こわいんやで熱中症!!」 (健康医療部 保健医療室 地域保健課のページ)
暑さから身を守るため「備える」・「気づく」・「涼む」をキーワードに3つの習慣に取り組んでください。
また、より多くの方に取組んでいただけるよう、SNS発信やみなさまの周りの方々にお声掛けいただく等のシェアへのご協力をお願いします。
暑くなり始めの時期や急に蒸し暑くなる日は、体が暑さに慣れていないために体温調整が上手く働かず、熱中症が起こりやすくなります。
暑くなる前の時期から、ウォーキング(速さの緩急があるとよい)などの汗をかく運動を継続して「暑熱順化」を心がけましょう。
長い時間暑い場所にいることは避け、水分や塩分の補給もこまめに行いましょう。
また、通気性のよい衣服(軽装)を着用し、外出時は日傘や帽子のほか、体を冷やせる便利グッズを活用することも大切です。
大阪府では日常的な運動など、10の健康づくり活動を推進しています。
あなたを救う、健康10カ条!『健活10』〈ケンカツ テン〉 (健康医療部 健康推進室 健康づくり課のページ)
暑さの危険度は、気温だけでなく、湿度や日差しによっても変わります。
「暑さ指数(℃)」は、気温だけでなく、湿度なども考慮した熱中症予防のための数値です。
注意 25℃未満 | 警戒 25℃から28℃未満 | 厳重警戒 28℃から31℃未満 | 危険 31℃以上 |
※日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.3」(2013)をもとに大阪府作成
事前の情報入手で、猛暑に備えましょう
あらかじめ危険な暑さに気づき、暑さを避ける行動をとることが大事です。危険な暑さに備えるため、「熱中症警戒アラートのメール配信サービス」や「暑さ指数メール配信サービス」など、暑さの危険を知らせてくれる無料サービスに登録しましょう。
〇熱中症予防のための新たな情報発信「熱中症警戒アラート」に登録し猛暑に気づきましょう!
熱中症警戒アラートのメール配信サービス(無料)の登録はこちら(環境省熱中予防情報サイトを開きます)
〇暑さの危険度が分かる「暑さ指数メール配信サービス」に登録し、猛暑に気づきましょう!
暑さ指数メール配信サービスの登録はこちら(環境省熱中症予防情報サイトを開きます)
大阪府域の暑さ指数や熱中症危険度が確認できます
猛暑に備えるため、お出かけの際は天気だけではなく暑さ指数や熱中症危険度を調べることを習慣にしましょう。
〇大阪府内の暑さ指数の実況と予測(環境省熱中症予防情報サイト)(外部サイトを別ウインドウで開きます)
〇大阪府の熱中症情報(tenki.jp「日本気象協会」)(外部サイトを別ウインドウで開きます)
3つの習慣のうち「気づく」の『暑さ指数』を知り、身近に感じていただけるよう、電光表示パネルを府庁別館1階に設置します。
『暑さ指数』と熱中症危険度を関連付けて、わかりやすくリアルタイムで表示していますので、来庁時にご覧ください。
(令和5年度の表示は終了しました。)
気温や湿度が高い日には屋内でも熱中症になることがあります。クーラー(エアコン冷房)を適切に利用しましょう。
暑さに対して自分の感覚だけに頼らず、部屋の温度や湿度を確認してクーラーの設定温度を調節しましょう。(部屋の温度とクーラーの設定温度は異なる場合があります。)
外出先では無理をせず、クーラーの効いた施設や木陰など涼しい場所で休息をとりましょう。
高齢者は特に注意が必要です!
高齢者は暑さに対する感覚や体温を下げるための体の反応が弱くなっており、自覚がなくても熱中症になる危険があります。部屋の温度が上がったら我慢せずにクーラーをつけるなど、常に注意しましょう。
古いクーラーを使っていませんか?壊れるまで使うのはもったいない!
例えば20年前のクーラーに比べると、最新機種では年間消費電気量も減り、電気代を節約することができます。古いものを使用している場合は最新の省エネ製品への更新を検討しましょう。
経済的な事情等により、クーラーを所有していない場合や、急に故障してすぐに購入資金を用意できない場合
低所得者、障がい者又は高齢者(日常生活上療養又は介護を要する高齢者が属する世帯)の世帯に対し、資金の貸付けと必要な相談支援を行うことにより、その経済的自立および生活意欲の助長促進等、安定した生活を送れるようにすることを目的とする制度として、生活福祉資金貸付制度があります。
生活福祉資金貸付制度は、お住いの市区町村社会福祉協議会を窓口として大阪府社会福祉協議会で実施しており、日常生活上一時的に必要な経費として、クーラー購入のための貸付けも行っています。
※ただし、貸付には収入が基準額以下であるなど一定の条件と審査があります。
詳しくは、大阪府社会福祉協議会生活支援部福祉資金グループ(外部サイトを別ウインドウで開きます)のページをご覧ください。
暑さをしのぐため、協力施設・店舗にお気軽にお立ち寄りいただけます
ご協力いただける施設・店舗を募集しています!
協力施設・店舗の募集に関する詳しい内容はこちら
(令和5年度の募集および登録標識の掲示は終了しました。)
クールスポットに出かけよう!
暑い大阪の夏を屋外でも快適に過ごすため、身近なクールスポットをご紹介します。これまでなかった場所にも、大阪府や府内市町村や民間の取組みによりクールスポットが続々と誕生しています。
次のリンクからご覧ください。 クールスポットに出かけよう!
日本ヒートアイランド学会の開発した「暑さマップ」が改良され、クールスポット(暑さ対策が導入された場所)が表示されるようになりました。ぜひご活用ください。
暑さマップに新たに「涼しいスポット」が表示されるようになりました。(日本ヒートアイランド学会ホームページが別ウインドウで開きます)
駅前広場等の暑さ対策
多くの人々が暑くても待たざるを得ない駅前広場等で、市町村が植栽や微細ミストなどの暑さ対策を行うための補助を行っています。
みどりのカーテンは、部屋に日射が入りやすい窓の外側にゴーヤやアサガオ、ヘチマ、キュウリなどのつる性の植物による自然のカーテンをつくることで、夏の強い日差しを遮るものです。
部屋への日差しを遮ることで、室温の上昇を抑えるとともに、室内の冷房効果を高め省エネにもなります。
植物の葉から水分が蒸発するときに周囲の熱をうばい、外気温を下げることができます。
株式会社リクルート住まいカンパニーからゴーヤの種を提供いただきました
猛暑対策の推進に賛同いただいた株式会社リクルート住まいカンパニーから、みどりのカーテンづくりの取組みとしてゴーヤの種を提供いただきました。
提供いただいた種は、各市町村やイベントで府民へ配布を行い、活用いただきました。
緑のカーテンをみんなで広げよう!<キャンペーン>(リクルート住まいカンパニーのWebサイト) (外部サイトを別ウインドウで開きます) (令和5年度で終了予定)
大阪府内でみどりのカーテンづくりに取組む府民のみなさまや施設等からお寄せいただいた写真を紹介します。
暑さ対策の啓発チラシをご活用ください
大阪府オリジナルの暑さ対策啓発チラシです。印刷してご活用いただけます。
大阪府暑さ対策啓発資料「きいつけや!その暑さ」[PDFファイル/1.99MB]
このページの作成所属
環境農林水産部 脱炭素・エネルギー政策課 気候変動緩和・適応策推進グループ
ここまで本文です。