八尾特産品『紅たで』復活へ、6次産業化計画を進めています!

更新日:平成27年8月28日

報告年月日 平成25年9月26日
中部現地情報 No.5

八尾特産品『紅たで』復活へ、6次産業化計画を進めています!

 『紅たで』は八尾市の特産品であり、平成の初め頃までは20戸の農家が栽培し八尾市が全国シェアの1位であったと言われている。刺身のつまとして欠かせない存在であったが、近年需要が減少してきており、セリ値の下落が著しく収益は上がらない状況で、現在八尾市内の紅たで農家数は2戸にまで減少している。

 このうち1戸の農家では、これまでも生産方式を独自で工夫し改善を重ね、生産性向上に取り組んできたが、さらなる経営改善を目指して、紅たでを加工し販売するいわゆる6次産業化の実践を模索していた。

 そこで、農の普及課も協力し、6次産業化プランナーの支援を得て、6次産業化法に係る総合化事業計画の検討を重ね、10月の認定を目指して申請をしたところである。計画では「紅たでシロップ」の他、紅たでを使用した飲料やドレッシングの開発を行うこととしている。

 現状の紅たで年間生産量は2万箱(1箱100グラム)であるが、平成18年は同じ栽培面積で3.5万箱を生産していたことから、現状の生産量から75%程度増産は可能で、それを加工向けとすることができる。
 また、加工用であれば、見栄えや規格に縛られることがないので、通常出荷の紅たでよりも大きく育てたり、は種の量を増やして収量増を図ることも検討されている。

 「紅たでシロップ」については、既に、この生産者の紅たでを材料にして「紅たでジンジャーエール」をメニュー化しているレストランがある。今年度、このレストラン経営者が大阪産(おおさかもん)チャレンジ支援事業の実施主体になることが決定し、紅たで生産者と協力して事業を進めることになった。

 チャレンジ支援事業では環境農林水産総合研究所と協議を行い、「紅たでジンジャーエール」のレシピの改善、成分分析、保存性の向上等の検証を行うこととしている。また、レストランと紅たで生産者が共同で「紅たでジンジャーエール」を委託製造により商品化することも計画中である。

 農の普及課では、紅たでの生産者に向き合い、その前向きな思いが実現し、経営改善が図られるよう支援し、八尾特産である紅たでが絶やされないよう活動をすすめていく。

このページの作成所属
環境農林水産部 中部農と緑の総合事務所 農の普及課

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