JA大阪中河内組合長と八尾若ごぼう生産者部会長が知事を表敬訪問

更新日:2019年8月21日

報告年月日 平成25年11月14日
中部現地情報 No.10

JA大阪中河内組合長と八尾若ごぼう生産者部会長が知事を表敬訪問
「八尾若ごぼう」地域団体商標登録が実現

 JA大阪中河内が特許庁に出願していた「八尾若ごぼう」の地域団体商標が登録されたことを受け、10月28日に、JA大阪中河内代表理事組合長と八尾若ごぼう生産者部会長が松井知事を表敬訪問した。

 組合長が地域団体登録証を披露し、「念願であった八尾若ごぼうの地域団体登録が実現した。今後ますます八尾若ごぼうの生産振興、PRに努めていきたい」と述べられた。その後、JAの営農経済部長から登録に至る経緯の説明、八尾若ごぼう生産者部会長から生産状況等の説明が行われた。知事は「地域団体商標というブランド力を得た商品には、消費者から確固たる品質が求められる。品質向上や規格の統一など、苦労も多いと思うが、大阪産農産物の牽引役として頑張って欲しい。一緒にPRを進めていきましょう。」と述べられた。

 若ごぼうの出荷はまだ先であるが、知事に若ごぼうを味わってもらうため、旬の時期に冷凍保存した若ごぼうを材料とし、八尾若ごぼうの特徴である香りと柔らかさを活かした「若ごぼう餅」の試食も行われた。

 JA大阪中河内のキャラクター「あぐりん」も一緒に訪問した。あぐりんはJA大阪中河内の特産品をすべて用いたキャラクターで、若ごぼうのしっぽを示すと、知事も特産品で工夫を凝らしたキャラクターに関心を持たれ、終始和やかな表敬訪問となった。知事からの応援の言葉を受け、今後、JA大阪中河内を中心に「八尾若ごぼう」の一層のPRを図っていくことへの再認識がなされた。

 JAが八尾若ごぼうの地域団体商標登録を目指し始めたのは平成16年頃からで、実質10年来の活動となる。3年前に出願するものの、「八尾若ごぼうが需要者の間に広く認知されていない」「八尾若ごぼうの生産・販売・流通の全体が把握できない」等の理由で特許庁から追加資料等の提出指示があり、再度生産や販売状況等の詳細な調査を行うなど、一筋縄では行かない経緯があり、農の普及課も全面的にJAに協力し、取得へ向けた活動を進めてきた。

 農の普及課では、今回の知事表敬訪問を励みに、今後ともJA大阪中河内や八尾市と連携して、八尾若ごぼうの生産振興、PR、第2の水なすプロモーション活動等、引き続き支援を行っていく。

※地域団体商標:「地域名」+「商品名」からなる商標について、一定の範囲で周知となった場合に、事業協同組合等の団体による地域団体商標の登録を認める制度。

表敬訪問の様子
表敬訪問の様子です表敬訪問の様子です
表敬訪問の様子です(若ごぼう餅試食)表敬訪問の様子です(集合写真)

このページの作成所属
環境農林水産部 中部農と緑の総合事務所 農の普及課

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