温暖化への「適応」ってなんだろう?!
地球温暖化に伴う気候変動は、自然や私たちの生活などにさまざまな影響を及ぼすと言われています。
その被害を回避、又は和らげ、もしくは有益な機会として活かそうという考え方が「適応」です。
府民・事業者、NPO、市町村などあらゆる主体が、その取組み・行動に「適応」の考え方を取り入れていくことが重要です。
大阪府では、この「適応」についての理解を深め、地域からの取組みにつなげるために、平成29年度温暖化「適応」推進事業の一環として、『おおさか気候変動「適応」シンポジウム』を開催しました。
■日時 平成29年12月21日(木曜日) 13時30分から16時30分まで
■場所 大阪市立都島区民センター ホール(大阪市都島区中野町2-16-25)
■内容
開会挨拶 大阪府 環境農林水産部 環境政策監 金田 透
講演1「地球温暖化と私たちの暮らし−地域からの適応に向けて」
講師:法政大学 社会学部 教授 (文部科学省「気候変動適応技術社会実装プログラム」(SI-CAT)サブ課題代表) 田中 充 氏
講演2「地球温暖化の現状とこれから−天気予報を上手に使って適応を−」
講師:大阪管区気象台 地球環境・海洋課 課長 高橋 宙 氏
パネルディスカッション 「気候変動による影響にどう適応するか?」
(ファシリテーター)
滋賀県立大学 名誉教授 仁連 孝昭 氏
(パネリスト)
・法政大学 社会学部 教授 田中 充 氏
・大阪管区気象台 地球環境・海洋課 課長 高橋 宙 氏
・NPO法人里山倶楽部 副代表理事 西川 阿樹 氏
・NPO法人エコサイクルネットワーク 代表理事 小玉 敏子 氏
・非営利団体昆虫科学教育館 館長 久留飛 克明 氏
・なにわエコ会議 事務局長 増田 喬史 氏
・大阪府 環境農林水産部 エネルギー政策課 課長 小野 英利
■当日の様子
シンポジウムでは、「適応」の専門家による講演や、今年度、「適応」の啓発に府と協働して取り組んだNPO等を交えたパネルディスカッションを行い、大阪の気候がどうなるか、今後どのような影響が生じ、どう「適応」すればよいかを考えました。
大阪府 環境農林水産部 金田環境政策監の開会挨拶 | 講演1「地球温暖化と私たちの暮らし−地域からの適応に向けて」 | 講演2「地球温暖化の現状とこれから−天気予報を上手に使って適応を−」 大阪管区気象台課長 高橋 宙様より、世界、全国、大阪における温暖化の現状や今後の見通し、気象情報の活用方法についてご講演いただきました。 |
パネルディスカッション 「気候変動による影響にどう適応するか?」 講師の皆様、今年度「適応」の啓発に府と協働して取り組んだNPO等の皆様を交えパネルディスカッションを行いました。 | 右から 滋賀県立大学 名誉教授 仁連 孝昭 様(ファシリテーター) 法政大学 社会学部 教授 田中 充 様(パネリスト) | パネリスト(左から) NPO法人里山倶楽部 副代表理事 西川 阿樹 様 NPO法人エコサイクルネットワーク 代表理事 小玉 敏子 様 非営利団体昆虫科学教育館 館長 久留飛 克明 様 なにわエコ会議 事務局長 増田 喬史 様 大阪管区気象台 地球環境・海洋課 課長 高橋 宙 様 大阪府 環境農林水産部 エネルギー政策課 課長 小野 英利 |
また、温暖化「適応」に関する啓発ツールを実演、展示しました。
シンポジウムにご参加いただいた皆様が従来行っている環境活動にて、今後は「温暖化『適応』」についても普及・啓発していだたくために参考となれば幸いです。
パネル展示の様子 | 大阪の気候変動についてのパネル(右、中央) | 大阪の気候変動についてのパネル 提供:大阪管区気象台(右、中央)、大阪府地球温暖化防止活動推進センター(左) |
エネルギー消費量をカバンの重さで実感するツール 提供:全国地球温暖化防止活動推進センター | エアコンを使わず服装のみでの体温調節を学ぶツール 提供:全国地球温暖化防止活動推進センター | 体を温める・涼しくする食べ物を学ぶツール 提供:全国地球温暖化防止活動推進センター |
環境問題をテーマにした1コマ漫画 提供:全国地球温暖化防止活動推進センター | 身近なものを活用した災害時に役立つツール 提供:NPO法人エコサイクルネットワーク | 災害に備える家庭備蓄の紹介 提供:NPO法人エコサイクルネットワーク |
■主催 大阪府
■企画・運営 特定非営利活動法人 イー・ビーイング
■協力 大阪管区気象台、全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA)、大阪府地球温暖化防止活動推進センター、特定非営利活動法人エコサイクルネットワーク
チラシはこちら
このページの作成所属
環境農林水産部 脱炭素・エネルギー政策課 気候変動緩和・適応策推進グループ
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