平成26年度ボランティア・ミーティング(南河内地区)

更新日:2015年3月19日

平成26年度ボランティア・ミーティング(南河内地区)を実施しました。

◎ポイント

ボランティア研修1 ボランティア2 ボランティア3 ボランティア4

☆2つの町の元気広場から報告がありました。
太子町立磯長小学校区及び山田小学校区「太子げんき広場」の報告では、夏休みのスポーツ体験教室「サマーチャレンジ」、絵本の読み聞かせ「おはなしひろば」の紹介がありました。後半では、手作りの紙芝居などの実演があり、会場からは大きな歓声が上がりました。
河南町立白木小学校区「放課後子ども教室 白木」の報告では、「『作って遊ぼう!』〜身近なものを使って〜」と題し、ペットボトル花びん、かわり絵などの子どもたちの楽しむ声が聞こえてきそうな写真が実演とともに紹介されました。どちらの報告も魅力的な実演、実物紹介で、参加者にとってすぐに役立つ内容でした。

☆後半のグループディスカッションでは、「今の子ども達にとって、必要な地域の支援とは?」のテーマについて、地域のボランティアの方はもちろん、学校関係者、教員をめざす学生等が、それぞれの立場から、地域活動に対する思いやアイデアについて語り合いました。

1.日時・会場等

  平成26年11月8日(土曜日) 10時20分から12時10分  松原市ゆめニティプラザ  53名参加

2.研修の様子

○アイスブレイキング

アイスブレーキング1  アイスブレーキング2  アイスブレーキング3

 ・参加者全員が、自己紹介を兼ねたビンゴゲームをしながら、自分の活動を紹介しあいました。普段の活動で身に着けている帽子やジャンパーなどのアイテムを持ち寄りながらの自己紹介は大いに盛り上がりました。

○取組み紹介

テーマ    「太子げんき広場の取組みについて」
報告者  ボランティアグループ おはなしひろば
      石垣 玲子

報告(太子町1)  報告(太子町2)  報告(太子町3)

・太子げんき広場では、サマーチャレンジ及びおはなしひろばの2つのプログラムを実施しています。サマーチャレンジでは、夏休み中に低学年は屋内外でボールゲーム、高学年は卓球、バレーボール、バドミントンの体験教室を実施しています。一方、おはなしひろばでは、乳幼児から小学生を対象に毎月第3土曜日太子町立図書館にて、絵本や紙芝居の読み聞かせ、人形劇、パネルシアターなど多くのプログラムを実施しています。また、保健センターや幼稚園での子育て支援事業とも連携しています。

・おはなしひろばに関しては、通常開催時の参加者の減少が現在の課題です。それに対して、開催場所や開催日時の検討、学校園で活躍しているおはなしボランティアやブックママ等との連携、活動そのものの拡大等の方策を講じています。また、保護者への子どもの読書活動推進の理解や興味を深める工夫を行っています。イベントの開催も積極的に行い、12月には、クリスマススペシャル、また、今年は「竹内街道灯路祭り」にておはなしひろばを開催しました。

・最後に、おはなしひろばの実演があり、皆さんの興味関心を引き付ける様々な仕掛けに会場が沸きました。

テーマ  「放課後子ども教室 白木「作って遊ぼう!身近なものを使って」
報告者  放課後子ども教室白木  コーディネーター 平田 佳子     安全管理員  西谷 友季子

報告(河南町1)  報告(河南町2)  報告(河南町3)

・白木小学校では、月2回程度、図書室にて1年生から3年生を対象に、身近なものを使った工作やそれを使った遊びのプログラム、宿題の見守り活動を実施しています。ペットボトル花びん、わらリース、かわり絵、紙皿まわし、ぱくぱく人形、しゃぼん玉あそび、牛乳パックジェンガ、ペットボトルけん玉など、日々子どもたちの喜ぶ企画を考えています。

・準備をする際には、どこまで子どもができるのか等を考え、下準備をするなど、活動が円滑に進むよう毎回工夫をしています。

・ぱくぱく人形の作成時に、子どもが人形から舌を飛び出す工夫をしようとするなど工作の中で子どもたちの発想力に驚かされたり、皿回しといった一見単純な遊びでもポーズをとりながら工夫して遊ぶ子供たちに感心させられたりなど日々が発見の連続です。

○グループディスカッション

テーマ    「今の子ども達にとって必要な地域の支援とは?」

ディスカッション1  ディスカッション2  ディスカッション3

・4人程度のグループに分かれ、各テーブルでテーマについて語りあいました。テーブルにある模造紙には出た意見やイラストなどを自由に記入していきました。
    
・途中、別のテーブルに移り、メンバーをかえて同じテーマで話し合いました。前の人たちが残した書き込みを見ながら、より深い気づきが生まれました。

 ・再び、最初の班に戻り、追記された模造紙などを参考に、考えや思いを共有しました。

・日頃、ボランティアとして子どもたちと接しておられる方はもちろん、学校関係者、教員をめざす学生等が、それぞれの立場から地域の役割や期待等について話し合いました。地域同士の情報交換の場となったことはもちろん、幅広い年齢が集まり、いつもとは少し違う視点で話し合いができました。

3.参加者アンケートから

アイスブレーキングについて

○アイスブレーキングをすることで雰囲気が和むので、とても良い活動だと思います。

○いろんな人と交流できてよかったです。

○新しい関わりができました。

○ビンゴは活用します。

実践報告について

○活動内容に幅ができそうです。

○他地域の取組みを知れる素晴らしい機会でした。

○学生さんの参加がとても刺激になりよかったです。

○地域でどのような活動をされているのか、どのようなことを求められているのかを知ることができ参考になりました。

○図書ボランティアの方に伝えます。

○学校現場とは違った教育の場を見ることができて、とても新鮮でした。

○おはなしひろばは、活動に活かせるネタになりそうです。

○それぞれの活動が来年からのプログラムに入れられそうです。みせてもらいよかったです。

○とても学びが多く、使いたいものばかりでした。

○自分では絶対に思いつかないような面白い工夫が沢山あり、すごく勉強になりました。すごくいい経験になりました。

○学校と地域との連携が改めて大切だと感じることが出来ました。(学校関係者)

ワークショップについて

○今後の事業でさっそく活用します。

○問題解決につながる内容でした。

○いろいろな活動の仕方を聞かせていただいて、勉強になりました。

○遊びや体力など、今の子どもが抱える課題が見えてきました。

○他の分野の方々に会って話し合いをするのは、とても良かった。

○先生方の意見もうかがうことが出来てよかったです。(地域関係者)

○これからの私にプラスになると思うことが多々ありました。同じ世代だけでなく、違った世代の方の話が聞けてうれしかったです。(学生)

○現場の先生や教育委員会の方、ボランティアをされている方の生の声をきくことができてよかったです。(学生)

○時間が足りないくらいに思いました。もっと長時間にしてもいいのでは?

このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 地域連携グループ

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