優れた「地域による学校支援地域本部支援活動」推進に係る文部科学大臣表彰大阪府選考委員会

更新日:平成23年10月25日

平成23年度優れた「地域による学校支援活動」推進に係る文部科学大臣表彰大阪府選考委員会を開催しました

会議の概要

標記委員会を7月14日午後4時より大阪府庁新別館北館4階会議室7にて開催。

 

【表彰の概要(優れた「地域による学校支援活動」推進に係る文部科学大臣表彰要項による)】

地域全体で学校や子どもたちの教育活動を支援する活動のうち、その内容が特に優れ、他の模範と認められるものに対し、その功績をたたえ文部科学大臣が表彰するもの。
対象は、コミュニティ・スクールでの教育方針に基づいた「地域による学校支援活動」、「学校支援地域本部」及び「放課後子ども教室」等における「地域による学校支援活動」。
文部科学省は都道府県等に対し推薦依頼を行い、都道府県等については、3件以内を推薦することができる。選考にあたっては、関係者からなる選考委員会を設け、その議を経るとともに、複数推薦する場合は、推薦順位を決定し、推薦書に明記した上で提出すること。また、当該表彰の受賞は1回限り。ただし、他の表彰等の受賞歴は問わない。

 

【大阪府の方針・選考の指標】

今年度の表彰については、学校支援地域本部・おおさか元気広場から、3件を推薦する。

選考に際して参考とした指標
「学校支援地域本部」 ○事業数ののべ回数 ○関わる地域の方ののべ人数 ○特色ある取組み
「おおさか元気広場」 ○活動日数 ○1日あたりのボランティア数 ○児童の一日あたりの参加人数 ○特色ある取組み
両事業共通の他の指標 ○活動の質 ○府の研修会の実践報告実績

 

【選考委員会の構成メンバー】

・学識経験者(大阪府の教育コミュニティづくりの実践事例に精通している方)
新崎国広 大阪教育大学准教授(大阪府教育コミュニティづくり推進協議会座長)
高尾千秋 神戸大学助教(大阪府教育コミュニティづくりアドバイザリースタッフ)
福嶋 順 天理大学講師(大阪府社会教育委員会議副議長)

・行政関係者
角野市町村教育室長、吉原地域教育振興課長

・事務局
地域教育振興課 地域連携グループ

 

【議事の概要】

この選考委員会を開催するにあたり、事務局から前述の指標により、選考対象として、学校支援地域本部6団体、おおさか元気広場7団体を提示した。

【委員】 柏原子ども教室☆い・ち・み☆(以下、議事の概要では「いちみ」と表記する)についてもう少し詳しい情報の提供を求める。

【事務局】 「いちみ」は、柏原市に府立支援学校がないことから、他市の府立支援学校に通う子どもの居住地での居場所づくりとして、平成16年の地域子ども教室推進事業から実施。平成19年に放課後子ども教室推進事業と変更されたが、市はこれを一つの教室と位置づけ補助対象としてきた。教室の創設期は保護者が中心となって関わってきたが、年月の経過とともに教室の趣旨を理解し、地域が協力するようになっている。

【委員】 地域が関わることで、障がいのある人が暮らしやすくなる。「いちみ」は、教室運営においても、様々な地域の施設を借りたり、地域の大学に通う大学生がボランティアとして関わったりといろいろな仕掛けがある。

【委員】 学校支援の活動は、地域の人の自発的協力をどれだけ引き出せているかがポイントとなる。和泉市立幸小学校区幸げんきっ子プラザは、NPO法人が指定管理を受けながら事業を実施している。地域の自発性でいうと、池田市立池田中学校区MTP(以下、議事の概要では「池田中MTP」とする)が優れているのではないか。また、この観点で、河内長野市立美加の台中学校区学校支援地域本部(以下、議事の概要では「美加の台中地域本部」とする)、岬町地域教育協議会も優れているのではないか。

【委員】 「いちみ」の障がいのある子を地域の力で支える取組みは、地域住民の障がい者に対する理解が深まっていく。岬町地域教育協議会は、岬高校・岬中学校で福祉教育を進めるなど、社会福祉協議会と学校とが協働した取組みを行っている。

【委員】 平成20年度からの学校支援地域本部事業の推進にあたり、池田中MTPの取組みは、府内、さらには全国的に見て、先導的な役割を果たしてきたと言える。

【委員】 「いちみ」の取組みでは、地域において障がいのある児童・生徒を対象に、土・日曜日にも活動を実施しているところが評価される。岬町地域教育協議会では、保護者が集まり、町をあげて学校支援を行ってきた。岬町地域教育協議会の取組みは、大阪のすこやかネットのモデルであると考えており、評価すべき取組みである。

【委員】 池田中MTP、美加の台中地域本部、岬町地域教育協議会、「いちみ」の中から総合的に判断すると、推薦するのは、池田中MTP、岬町地域教育協議会、「いちみ」の3団体が適していると確認したい。

【委員】 この3団体では、「いちみ」が特に優れていると思われる。池田中MTPの先進性は高く評価できると考える。岬町地域教育協議会の取組みも府内や全国的にも認知されていることも評価できると考える。

【委員長】 各委員からの意見を集約すると、推薦団体について、柏原子ども教室☆い・ち・み☆、池田市立池田中学校区MTP 、岬町地域教育協議会、と決定する。

 

◆選考委員会を通して、以下の3件が今年度の大阪府からの推薦候補となりました。

柏原子ども教室☆い・ち・み☆
【推薦理由】
平成16年度の「地域子ども教室推進事業」の開始時から実施している。柏原市内在住の支援を要する子どもたち、とりわけ府立支援学校に通う子どもたちの居住地での安全安心な居場所づくりという特徴のある活動である。地域住民の障がいのある児童・生徒への理解も深まっている。また、土・日曜日にも地域で教室が実施されることは、障がいのある児童や保護者の暮らしやすさにつながっている。 

池田市立池田中学校区MTP
【推薦理由】
平成20年度の学校支援地域本部事業開始時から、地域住民による学校支援活動を積極的に展開し、その成果を広く発信するなど、府内の学校支援地域本部の取組みを推進するにあたっての貢献度が高い。学校支援のしくみをNPO化し、協力人材の集め方や支援方法に、地域の主体性を生かしているという点で、全国的に見ても注目される取組みとなっている。事業回数・関わっている地域住民の人数・取組みの内容の多様さの観点からも、府内で上位の実績がある。 

岬町地域教育協議会
【推薦理由】
「育てよう うちの子 よその子 岬の子」をキャッチフレーズとして、学校・家庭・地域が一体となった子育て支援の取組みとして、幼少期の子育てや「ともに学び、ともに育つ」理念のもと障がい者をテーマとした「子育て劇」を行うなど、町あげての家庭教育支援を通じての学校支援を行ってきた。大阪府のすこやかネットのモデルといえる中学校区である。地域の子どもを地域で育てる、人権感覚豊かな取組みが多く、また、「教育フェスタ」も継続的に実施している。事業回数・関わっている地域の方の数・取組み内容の多様さの観点からも、府内で上位の実績がある。

このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 地域連携グループ

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