平成27年度「第1回コーディネーター研修」

更新日:2015年8月5日

平成27年度「第1回コーディネーター研修」を実施しました。

◎ポイント

    会場風景1        会場風景2

☆ 大阪府の教育コミュニティづくりについて、大阪府教育委員会より、情報提供

☆ 放課後子ども総合プランについて、大阪府教育委員会より、概要説明と、おおさか元気広場で活用できる活動プログラムについて、大阪府立少年自然の家、大阪府障がい者スポーツ協会、大阪府動物愛護畜産課より紹介と実演

☆ 「学校支援地域本部」、「家庭教育支援」の活動について、今後の活動の参考になる好事例を、それぞれの活動者より報告

1. 日時・会場 等

平成27年6月26日(金曜日) 14時 から 16時30分    大阪府新別館南館8階大研修室
170名の
皆さまの参加をいただきました。

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2. 研修のようす   

〇事業説明 「教育コミュニティづくり推進事業」について
 ・地域教育振興課より、教育コミュニティづくり推進事業の現状や、平成27年度の取組み方向、平成26年度「学校支援の取組みを通した地域活動の評価・検証のための意識調査」についての考察、府立支援学校の教育コミュニティづくりの取組みについての情報提供を行いました。

〇 放課後子ども総合プランについて
・概要説明

・大阪府動物愛護畜産課による活動プログラムの紹介

  動物愛護1  動物愛護パンフ
人と動物が楽しく共生していく方法を考えることを通して、命の大切さや動物の飼い方などを学ぶことができる活動プログラムの紹介がありました。

・大阪府障がい者スポーツ協会による活動プログラムの紹介

  障がい者スポーツ  障がい者スポーツ2
障がい者スポーツについての説明と、実演を交えた、フライングディスク、ボッチャの紹介がありました。

・大阪府立少年自然の家による活動プログラムの紹介

  テント  実演
テントや火おこしの道具、縄細工などの提示や実演を交えた活動プログラムの紹介がありました。

・休憩中の様子

  火おこし  スラックライン
休憩中、参加者は活動プログラムを実際に体験したり、直接各団体に質問されていました。

活動プログラムの詳細はこちら 

〇実践報告 

報告1 〈家庭教育支援〉 池田市での親学習の取組み
      報告者 池田市教育委員会事務局教育部
           教育政策課指導主事  田波 宣子さん    生涯学習推進課主事 則政 利彦さん

  池田市による実践報告のようす  池田市実践報告                    
・昨年、親学習に関する取組みが新聞各紙で報道され注目が集まる中、大阪府の親学習リーダー養成講座を池田市から3名の方が受講されたこともあり、同市では、親学習の取組みを積極的に実施することになりました。

・今年度はより多くの方に「親学習」の機会を提供できるように、主に保護者や地域の方を対象とした取組みを担当する生涯学習推進課と、小中学校の授業での取組みを担当する教育政策課とが連携し、「親学習普及作戦」を展開しています。実際に体験した人の感想から、「この取組みはやる価値がある!」と実感しており、親学習リーダーの確保など、困難なところもありますが様々な団体と連携して進める予定です。


報告2 〈すこやかネット・学校支援地域本部〉    門真市学校支援地域本部について
     報告者  門真市学校支援地域本部事業実行委員会   副委員長 奥田 赳さん   副委員長 川村 早余子さん

  門真市からの実践報告のようす  門真市の実践報告
・門真市の学校支援地域本部事業は、各校区それぞれで盛んに行われています。学校支援コーディネーターが各小中学校に1名の割合で学校との連携活動を行っており、小学校の平日の放課後と土曜日は小・中全校で学習支援を実施しています。学校支援コーディネーターになるには各校区からの推薦後、学校支援ボランティアとしての経験・体験を積み、本部事業実行委員会でコーディネーターとして承認しています。

・私がコーディネーターとして約5年間活動してきて思うことは、「学校支援コーディネーター」という役割は「忍耐」という言葉に尽きるということです。コーディネーターは、「余計なおせっかい」にならず、学校が今やってほしい事、それに伴い地域にできる事は何なのかを話し合い、お互いの信頼関係のもとに活動すべきだと思っています。5年経ってようやく、私が考える、本当の意味での“連携”ができるのではないか、と感じられるようになってきました。

・門真はすはな中学校校区では思春期や反抗期を迎える中学生が、『命の尊さ』と『心を通わせる』会話を感じてもらおうと、校区内の交番敷地内に設置している花壇をお借りして、花の水やりや花の世話をする計画を依頼したところ、学校からも警察署からも賛成を頂きました。中学生が色んな人たちと親交を深めることにより、周りの大人たち皆が自分たちを見守ったり気にかけてくれたりしていることを感じてくれることを願っています。

〇平成27年7月14日 京阪古川橋駅前交番にて行われたセレモニーの様子はこちら 

 3. 参加者アンケートより

【放課後子ども総合プラン活動プログラム】

・障がい者スポーツについては殆んど知りませんでした。とても素晴らしい取組みを教えていただきました。フライングディスク、ボッチャ、すぐにでも出来そう。

・ただ資料をみるよりも実演体験がある方が魅力が伝わりよかったと思います。

・現在、活動はしていませんが、いろいろなプログラムが参考になりました。「障がいは人によってなくなる」は大切!

・障がい者スポーツを学んで、一緒に遊び、心のバリアフリーができる、素晴らしいことだと感じました。

・動物とのふれあいや命の大切さ、重要なプログラムだと思いました。

・障がい者スポーツに関して勉強不足だった事もあり、今回とても興味を持ちました。みんなで参加出来るというのはとても大切だと思います。

・本校では、子ども達の自由遊びをしておりますので、何かきまったプログラムを行う予定がありません。こちらが提供するのではなく、子ども自身が自分で考え遊ぶことを大切にします。

【実践報告】

・親学習を、市教委が取りあげたことは素晴らしい。(うらやましいですネ)

・親学習について興味があります。現在ボランティアに参加してくれている保護者の方々とよくいろいろな教育に関する話をします。池田市は市レベルの話でしたが、何かヒントはないかなあと思い興味深く聞かせていただきました。まずは親学習リーダーさんとのつながり…ですね。

・「親学習」というと、構えてしまいそうですが、内容を伺い、色々な方と話し、気付きを共有する楽しそうだなと思いました。

・川村さんのお話しを聞いて、これからもがんばって続けていこうと思えました。ありがとうございました。

・具体的な事例は参考になった。川村さんの述べられた コーディネーターと学校、行政のあり方は本当に一番の課題と思う。

・門真市の方のお話を重く受け止めました。私自身の立場を再度考えるきっかけになりました。となりの校区のコーディネーターさんのことも知らないままでした。反省

 

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このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 地域連携グループ

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