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更新日:2014年12月1日

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平成26年度ボランティア・ミーティング(豊能地区)

平成26年度ボランティア・ミーティング(豊能地区)を実施しました。

ポイント

司会 箕面 アイスブレイキング 豊能

  • 箕面市と能勢町より報告がありました。箕面市教育委員会子ども未来創造局学校生活支援課からは、「箕面市における新放課後モデル事業」について、報告がありました。今年度7月に国から「放課後子ども総合プラン」が出され、一体型を中心とした放課後児童クラブと放課後子ども教室の計画的な整備等が示されており、今後市町村が取組みを進める上で参考になる事例を紹介していただきました。また、能勢町教育委員会学校教育課と生涯教育課からは、教育コミュニティづくり全般について報告がありました。能勢町では平成28年度に町内の小学校・中学校が統合される予定であり、今後の取組みの方向性も示されました。
  • 後半のグループディスカッションでは、「今の子ども達にとって、必要な地域の支援とは?」のテーマについて、地域のボランティアの方はもちろん、学校関係者、教員をめざす学生等が、それぞれの立場から、地域活動に対する思いやアイデアについて語りあいました。

1.日時・会場等

平成26年11月29日(土曜日) 14時から16時 能勢町立西公民館 56名参加

2.研修の様子

アイスブレイキング

アイスブレイキングの様子1 アイスブレイキングの様子2 アイスブレイキングの様子3

参加者全員が、自己紹介を兼ねたビンゴゲームをしながら、自分の活動を紹介しあいました。普段の活動で身に着けている帽子やジャンパーなどのアイテムを持ち寄りながらの自己紹介は大いに盛り上がりました。

取組み紹介

テーマ 「箕面市における新放課後モデル事業の取り組みについて」
報告者 箕面市教育委員会子ども未来創造局 学校生活支援課 西谷 匠

箕面1 箕面2 箕面3

  • 箕面市が独自に実施している「新放課後モデル事業」とは、子どもたちに放課後や土曜日、夏休みなどに充実した居場所を提供する新たな取組みで、平成25年度より、箕面市立中小学校、箕面市立豊川北小学校の2校をモデル校とし、実施しています。
  • この事業では、従来からある学童保育や遊び場開放に加え、宿題に取り組む児童のための勉強部屋「スタディルーム」と、学習・運動・体験の3つの分野からなる楽しいアクティビティ「活動プログラム」が用意されており、子どもたちが自由に選んで参加しています。
  • 箕面市では、事業評価のため、利用者(保護者)に対してアンケートを実施しています。その結果、30%の方がプログラムに魅力を感じていることがわかっています。一方で家で子どもの世話をする人がいないとの回答が14%ありました。箕面市では、モデル実施校で検証をすすめ、平成27年度以降に市内の全ての小学校(14校)への導入をめざしています。

テーマ 「能勢町の教育コミュニティ ー学校支援地域本部・元気広場の活動を通してー」
報告者 能勢町教育委員会 学校教育課 角 絵梨香
生涯教育課 福井 哲史

能勢1 能勢2 能勢3

  • 能勢町からは、教育コミュニティづくりの取組み全般について、報告がありました。町内に4つある元気広場はそれぞれ特徴的な活動を実施しています。また、町内では2つの中学校区で、地域教育協議会の取組みを実施しています。報告では、西中学校区地域教育協議会の取組みが紹介されました。1学期は小学校区の探検、2学期は中学校区のフェスタ「さわやかフェスティバル」、3学期はコンサートを実施しています。
  • 能勢町は、地域教育協議会が設置された初年度である平成12年度より、現在まで取組みを継続させてきましたが、平成28年度に小中学校が各1校に統合されることとなっており、組織やイベント内容の在り方、見直しが必要となっています。不安な材料もありますが、「地域で子どもを育てる」という視点を継続していく必要性を地域でも共有しています。
  • 町内の学校支援地域本部では、コーディネーターが、学校の要望を知るためのアンケートを実施し学校の思いにそった支援を進めています。更に、ボランティアのつながりを育むための「顔合わせ会」を設けています。今年度は小学校での朝の読み聞かせ会の中に、英語での本の読み聞かせを加えています。

グループディスカッション

テーマ「今の子ども達にとって必要な地域の支援とは?」

グループディスカッション1 グループディスカッション2 グループディスカッション3

  • 4人程度のグループに分かれ、各テーブルでテーマについて語りあいました。テーブルにある模造紙には出た意見やイラストなどを自由に記入していきました。
  • 途中、別のテーブルに移り、メンバーをかえて同じテーマで話し合いました。前の人たちが残した書き込みを見ながら、より深い気づきが生まれました。
  • 再び、最初の班に戻り、追記された模造紙などを参考に、考えや思いを共有しました。
  • 日頃、ボランティアとして子どもたちと接しておられる方はもちろん、学校関係者、教員をめざす学生等が、それぞれの立場から地域の役割や期待等について話し合いました。地域同士の情報交換の場となったことはもちろん、幅広い年齢が集まり、いつもとは少し違う視点で話し合いができました。

3.参加者アンケートから

アイスブレーキングについて

  • 地域の方々のお顔が見れて良かったです。
  • みんなと自己紹介できてよかったです。
  • 日頃のボランティア活動での困り事等、参考になった。
  • 新しい関わりができました。

実践報告について

  • 初めての参加でとても勉強になりました(わかりやすかったです)。資料をゆっくりみたいです。
  • 木工(糸ノコ)支援をしていますが、子ども達が自分で作品が出来たとの喜びを感じているのが私の喜びである事がまちがいでなかった。
  • たくさんのボランティアの方に支えられていることがわかりましたが、保護者の方々はご存じなのでしょうか。
  • 他地域の取組みで新しいことがきけて参考になった。
  • 現役保護者としてなかなか耳が痛い話も多かったけれど参考になりました。
  • 色んな思いや課題等を知ることができてよかったです。
  • 学校との関係づくりのヒントがありました。
  • 勉強になることばかりで視野が広がりました。

ワークショップについて

  • すべて参考になりました。いろんな場面で使いたいと思います。
  • 熱い思いに感謝の気持ちでいっぱいです。
  • 話がはずみよかったです。
  • いろんな地域の方と話ができてよかったです。
  • どこの学校、地域でも共通のことがあるのだと思った。
  • 今後の活動に役立てたい。
  • ボランティアをされている人々の思いが良くわかって参考になった。
  • 共通の考えを持たれている方が多くいることに気づきました。
  • 様々な人と交流できてよかったです。
  • たくさんの方の意見を聞き、新しい考え、見方が広まった。

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