平成26年度ボランティア・ミーティング(三島地区)

更新日:2015年3月19日

平成26年度ボランティア・ミーティング(三島地区)を実施しました。

◎ポイント

ボランティア研修1 ボランティア4 ボランティア2 ボランティア3 

☆2つの市町から取組み紹介がありました。
「高槻市立竹の内小学校区放課後子ども教室」の報告では、異年齢の交流、多様な体験、学習活動を提供することで、子ども達が心豊かに健やかに育まれることを願って活動に取り組んでいる様子の紹介がありました。教室で作った作品の実物も紹介されました。
「島本町学校支援『ゆめ本部』の取組み」では、町全体の地域人材による学校支援の取組みの中で、特に放課後の学習会について、アンケートなどを活用し、工夫・改善している様子の報告がありました。

☆後半のグループディスカッションでは、「今の子ども達にとって、必要な地域の支援とは?」のテーマについて、地域のボランティアの方はもちろん、学校関係者、教員をめざす学生等が、それぞれの立場から、地域活動に対する思いやアイデアについて語り合いました。

1.日時・会場等

  平成26年11月29日(土曜日) 10時から12時  摂津市立コミュニティープラザ  49名参加

2.研修の様子

○アイスブレイキング

アイスブレーキング1  アイスブレーキング2  アイスブレーキング3

 ・参加者全員が、自己紹介を兼ねたビンゴゲームをしながら、自分の活動を紹介しあいました。普段の活動で身に着けている帽子やジャンパーなどのアイテムを持ち寄りながらの自己紹介は大いに盛り上がりました。

○取組み紹介

テーマ    「高槻市立竹の内小学校区放課後子ども教室」
報告者  高槻市立竹の内小学校区放課後子ども教室運営委員会コーディネーター   内芝 慶子

報告(高槻市1)  報告(高槻市2)  報告(高槻市3)

・竹の内小学校区放課後子ども教室は、平成22年10月に地域の人々の協力を得て、市内3番目に活動が始まりました。異年齢の交流・多様な体験・学習活動の場を提供することで、子ども達が心豊かに健やかに育まれることをめざしています。原則として週1回以上・定期的・継続的に実施しています。

・活動内容は、異年齢との交流、スポーツ、体験活動、予習・復習等の学習などで、定員は概ね40名です。参加費は原則無料(スポーツ保険加入料のみ負担)です。

・報告の中では、子どもたちとの活動の様子が、たくさんの写真で紹介されました。どの活動も子どもたちの笑顔にあふれ、指導に関わる地域の方々の思いが伝わってきます。

・また、教室で子どもたちが作った作品などの実物が参加者に披露されました。

テーマ  「島本町学校支援『ゆめ本部』の取組み」
報告者    島本町学校支援「ゆめ本部」第一中学校区座長 威徳井 勝博     島本町学校支援「ゆめ本部」スタッフ 鈴木 健次
                                                      
    

報告(島本町1)  報告(島本町2)  報告(島本町3)

・島本町学校支援『ゆめ本部』 は、平成20年度に第一中学校でスタートし、平成23年度より、町の補助を受け島本町学校支援「ゆめ本部」事業として全小・中学校(4小学校2中学校)への地域支援体制が整いました。事務員2名(町の臨時職員として)、 運営スタッフ10名、学習アドバイザー約60名、授業サポーター 約40名で構成されており、「豊かな」地域人材による学校支援を行っています。

・主な活動の内容は、 放課後学習会の実施(全小・中学校)、中間・期末のテスト前自主学習会の実施(中学校)、木工(中学校)・家庭科(小中学校)の実習授業サポート 、サマースペシャル学習会の実施(夏休み中7,8日)、土曜スクールの実施(月2回から毎土曜に拡大)などです。

・学習アドバイザー、授業サポーターなどの募集は、年1度、町内全戸配布ビラで行っており、活動紹介も兼ねています。企業のエンジニア多数、橋梁設計の専門家、造船技師、裁判官、プロのバイオリニスト、看護師、阪急電車教習所教官、教員をめざす学生、元PTA役員など人材が豊富です。

・放課後学習会について、子ども、保護者、学習アドバイザーそれぞれからアンケートをとり、積極的に工夫改善に努めています。


○グループディスカッション

テーマ    「今の子ども達にとって必要な地域の支援とは?」

ディスカッション1  ディスカッション2  ディスカッション3

・4人程度のグループに分かれ、各テーブルでテーマについて語りあいました。テーブルにある模造紙には出た意見やイラストなどを自由に記入していきました。
    
・途中、別のテーブルに移り、メンバーをかえて同じテーマで話し合いました。前の人たちが残した書き込みを見ながら、より深い気づきが生まれました。

 ・再び、最初の班に戻り、追記された模造紙などを参考に、考えや思いを共有しました。

・日頃、ボランティアとして子どもたちと接しておられる方はもちろん、学校関係者、教員をめざす学生等が、それぞれの立場から地域の役割や期待等について話し合いました。地域同士の情報交換の場となったことはもちろん、幅広い年齢が集まり、いつもとは少し違う視点で話し合いができました。

3.参加者アンケートから

アイスブレーキングについて

○はじめのアイスブレイキングでとてもなごめてよかったです。

○ボランティアのビンゴカードがよかった。

取組み紹介について

○両報告とも良かった。

○現場で活動いただいている方の生の意見がきけてよかった。

○島本町学校支援「ゆめ本部」の取り組みは本当にすばらしいと感じました。また人数の多さ、その取り組みも立派です。

○地域の方との関わりの重要性、今の子どもの現状を知れてすごく学びになりました。

(教志セミナー参加者)

○実際に地域の方々の声をきくことができ、自分が教師になった時に何をすべきかということがよくわかった。

○様々な活動をされている方の話をきくことができて、とても視野を広げることができました。子どものための活動がこんなにもたくさんあるのだと思いました。

○おもしろい活動が多く、子どもの楽しそうな様子が見えて、もっと自分の周りの活動を知るべきだと思いました。

○とても具体的だったので参考にさせていただきたいです。特に保護者やサポーターの方の意見が印象的でした。

グループディスカッションについて

○学生さんの声が聞けてよかった。これからの成長が楽しみです。

○今後の活動の企画に取り入れていけたらと思う。

○ボランティアだけでなく「教志セミナー」の学生さんがたくさん参加してくださったのがとても良かったと思います。これからも同様の企画をお願いします。

○グループごとの意見、気持ちが伝わりよかった。特に学生さん達の若い世代の方々の声が聞けてよかったです。

○子どものころから社会全体の課題になり「顔見知り」になることの大事さがわかった。

○ディスカッションの時間が短い!! もう少し深めたかったです。

○初対面でしたが、フランクに話すことができた。また、時間があれば話をしたい。

(教志セミナー参加者)

○様々な年代の方の話を聞き、参考になった。

○自分自身が全く人と関わることができていないと感じました。

○地域と子ども、地域と学校を結ぶために教員をめざす私には何ができるのか考えていきたいと思いました。

○私は教師志望なので教師としての目線でしか見られなくなっていたので、地域のボランティアの方々の意見や思いを聞いてとても参考になりました。

このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 地域連携グループ

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