平成25年度優れた「地域による学校支援活動」推進に係る文部科学大臣表彰大阪府選考委員会

更新日:平成25年11月8日

平成25年度優れた「地域による学校支援活動」推進に係る文部科学大臣表彰大阪府選考委員会を開催しました

会議の概要

標記委員会を平成25年8月23日午後4時30分より大阪府庁別館8階共用会議室1にて開催。 

【表彰の概要(優れた「地域による学校支援活動」推進に係る文部科学大臣表彰要項による)】

地域全体で学校や子どもたちの教育活動を支援する活動のうち、その内容が特に優れ、他の模範と認められるものに対し、その功績をたたえ文部科学大臣が表彰するもの。
対象は、コミュニティ・スクールでの教育方針に基づいた「地域による学校支援活動」、「学校支援地域本部」及び「放課後子ども教室」等における「地域による学校支援活動」。
文部科学省は都道府県等に対し推薦依頼を行い、都道府県等については、3件以内を推薦することができる。選考にあたっては、関係者からなる選考委員会を設け、その議を経るとともに、複数推薦する場合は、推薦順位を決定し、推薦書に明記した上で提出する。また、当該表彰の受賞は1回限り。ただし、他の表彰等の受賞歴は問わない。 

【大阪府の方針・選考の指標】

今年度の表彰については、学校支援地域本部・おおさか元気広場から、3件を推薦する。

選考に際して参考とした指標
「学校支援地域本部」 ○特色ある取組み  ○事業数ののべ回数 ○関わる地域の方ののべ人数
「おおさか元気広場」 ○特色ある取組み  ○活動日数 ○1日あたりのボランティア数 ○児童の1日あたりの参加人数 
両事業共通の他の指標 ○活動の質 ○府の研修会の実践報告実績

【選考委員会の構成】

・学識経験者(大阪府の教育コミュニティづくりの実践事例に精通している方)
新崎国広 大阪教育大学准教授
高尾千秋 神戸大学助教
齋藤史恵 大阪教育大学非常勤講師・元公立小学校長
・行政関係者
吉美市町村教育室長、吉原地域教育振興課長
・事務局
地域教育振興課 地域連携グループ

【議事の概要】

この選考委員会を開催するにあたり、事務局から前述の指標により、選考対象として、学校支援地域本部7団体、おおさか元気広場6団体を提示した。

【委員長】審査にあたっては、地域福祉の観点から子どもたちを豊かに育むという視点で、活動内容を総合的に判断していただきたい。

【委員】 昨年、一昨年にも候補にあがっていたところはあるのか。

【事務局】学校支援活動は、交野市立第二中学校区子どもを育てる会(親地の会他)(以下、交野二中)、和泉市立富秋中学校区学校支援地域本部が昨年から候補に
上がっている。
元気広場は、茨木市立太田小学校太田さくらくらぶ(以下、太田小)、守口市立藤田小学校児童クラブ藤田(以下、藤田小)、高石市立高石小学校元気広場、生野聴覚
支援学校が昨年から候補にあがっている。他は今年からである。

【委員長】選考校数の内訳は学校支援活動から2件、元気広場から1件でよいか。

【事務局】大阪府から3件推薦できるが、活動の種別について、内訳は特に決まっていない。

【委員】 事前にインターネットで調べたら島本町がよくやっている印象を受けた。アンケートもインターネットにのせられていて、活動の中身がよくわかるものを作っている。
コーディネーターがきちんと活動している印象がある。

【委員】 豊能町立吉川中学校は活動のイメージがわきやすい。地域のよさを活かし、地域の人に見守られている感じがする。

【委員】 昨年の審査の中で、文科省への推薦からは漏れたが、評価の高かったところはどこか教えてほしい。

【事務局】昨年の審査会は、元気広場では、推薦された以外に茨木市立太田小は評価が高かった。

【委員】 交野二中は土曜学習を行っている。学習習慣をつけるということでは意味がある。そこで育った子がボランティアとして戻ってきている。これは取組みとして
アピールすべき点である。夜のパトロールも行っているし、昨年も候補にあがっており、有力な候補であると考える。

【委員】 交野二中、富秋中は古くから取組みが行われているし、新聞にも取り上げられている。交野二中は、核になる人が40代と他と比べて若く、世代交代ができてい
ると思う。

【委員】 前回、推薦された団体と同じ市から推薦されているが、連続で推薦されることになるのは気になる点である。

【事務局】昨年もその議論はあり、同レベルの活動なら違う市町村からの方がいいという意見があった。

【委員】 元気広場と放課後学習クラブ(学童保育)との連携は大切である。市の中で行政の縦割りを越えて連携できていることは評価すべき点である。茨木市の太田小
などは取組みとしてメッセージ性が高い。

【委員】 守口市の藤田小はボランティアの意欲・意識が高いと思われる。

【委員】 太田小の講座は本当に多彩である。

【委員】 今までの意見では、学校支援は交野二中の取組みが有力。

【委員】 学校支援については交野二中を推薦してはどうか。親地の会があり、意欲的に活動している。40代が中心というのもよい点である。福祉の世界では60・70代
が活動の中心になっているところが多い中で、若い人をどう入れるかが課題になっている。かつて地域人材に関わってもらった中学生がボランティアとして戻ってきている
こともあり推薦したい。
次は元気広場から1校。最後は両分野から1校選びたい。多様性で言うと太田小がよい。研修会や情報交換を熱心に行っている点が評価できる。藤田小もシステムとし
て市が関わり学童保育と密接に連携して、重層的なコミュニティで活動しているということでよいと考える。

【委員】 支援学校は地域と交流を進めているが、生徒と地域の方の交流があまり見えにくいのが残念。大阪はこれまで、障がい児教育を熱心に取り組んできた。そうし
た大阪らしさがあるところは推薦したい。

【委員】 学校支援の寝屋川は、過去の事件の教訓から、安全マップの作成など丁寧に地域の人が関わっている印象がある。4人のコーディネーターが強く連携している
点も評価できる。

【委員】 甲乙つけがたいが、交野二中と太田小は推薦決定にすればよいと考える。

【委員】 子どもの読書推進は大事。子どもの読書活動に取組んでいる寝屋川十中の取組みは魅力的である。

【委員】 読書に関する支援活動も推薦理由に入れてはどうか。ボランティア交流会、読書活動、コーディネーターの連携の三点が強調できる寝屋川十中はよいと思う。

【事務局】委員の皆さんのご意見が、交野二中、寝屋川十中、太田小に絞られたが、茨木市からは、4年前に郡小学校が、本表彰の前身である、文部科学省の「放課後
子ども教室推進表彰」を受けている。連続の観点からは如何か。

【委員長】4年の歳月がたっていること、表彰の仕組みも違うということで、今回は推薦してもよいと考える。大阪として地道な取組みを取り上げたい。
1.交野二中 2.茨木太田小 3.寝屋川十中の順位で推薦することとしたい。

◆選考委員会を通して以下の3件が今年度の大阪府からの推薦候補となった。

○ 交野市立第二中学校区子どもを育てる会(親地の会他)

【推薦理由】

・交野市立第二中学校区学校支援地域本部では、設立当初から、「地域の親」という意味で名付けた「親地(おやじ)の会」による支援活動に熱心に取り組み、様々な活
動を継続的に実施している。

・「親地の会」は30代から70代まで幅広い年齢層で構成されており、平成21年度より毎週、「土曜学習」を実施している。それ以外にも、小学校区のパトロールや学校行
事の支援、出前授業、ペンキ塗り、PTA主催の行事への協力など、活動は多岐に渡っている。

・コーディネーターは、学校の依頼に速やかに応え、ボランティアを募って支援体制づくりをコーディネートしている。

・学校支援活動の実施に当たっては、生徒の主体性を育てるため、大人の支援と子どもの活動とのバランスを考え、「与えすぎる活動」にならないよう配慮している。

・参加するボランティアの意識が高く、学校支援活動にやりがいを感じている。

・「土曜学習」を経験した子どもたちが成長してボランティアとして支援に加わるというロールモデルになっている。

 

○太田さくらくらぶ(茨木市立太田小学校区放課後子ども教室)

【推薦理由】

・茨木市立太田小学校放課後子ども教室では、意欲的に放課後の子どもの居場所づくりの活動を行っており、年間活動日数、1日あたりのボランティア参加人数、児童の
参加人数のいずれもバランスよく優れている。

・日常的な学習活動、自由遊びの見守りに加え、実行委員会が、地域で活動する方や専門知識を持っている方に直接声をかけ、多彩な「講座」を展開しており、子どもた
ちに豊かな体験やさまざまな人との交流の機会を提供している。

・多彩な講座を実施するため、地域人材による実行委員と安全管理員に加え、小学校のPTAに依頼して、事務的な仕事を担う仕組みをつくり、活動を安定的に運営している。

・おおさか元気広場と放課後児童クラブ(学童保育)との連携に力を入れており、放課後児童クラブの指導員が「講座」の一つを担当することで、放課後児童クラブの児童
がおおさか元気広場へ一層参加しやすくなり、子どもどうしや、子どもと地域の大人との交流が広がっている。

 

○寝屋川市立第十中学校区地域教育協議会

【推薦理由】

・中学校区内の小・中学校のコーディネーターが日常的に連携し協力し合う体制をつくり、中学校区全体で学校支援活動を企画・実施している。

・学校支援活動の年間計画を立案する際には、コーディネーターと各学校の管理職が共に協議し、学校のニーズを十分反映させている。

・多様な学校支援活動を実施しており、中でも、学校図書館の開館支援を始めとする読書支援活動に力を入れ、成果をあげている。

・コーディネーターの、「ボランティアの思いを把握したい」「学校やPTAにボランティアの活動をもっと知ってほしい」という願いから「ボランティア交流会」を毎年開催して
いる。事前にアンケートを実施する等、年毎に改善を重ね、そこで出された意見や提案をもとに活動内容の工夫改善を図っており、活動の自律的な評価改善の仕組み
を構築している。

・ボランティア交流会で出された意見をもとに、学校側も積極的に「地域による学校支援活動」について理解を深める教職員研修を実施したり、児童生徒にボランティア
の方々を紹介する機会を設けており、地域と学校との連携が充実している。

このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 地域連携グループ

ここまで本文です。