事例32 高槻稲穂塾

更新日:平成29年4月6日

高槻稲穂塾− 高槻市立今城塚公民館を中心に  −

活動のあらまし

「高槻稲穂塾」は、平成20年に「高齢者教室」の名称変更からスタートしました。そこには豊かな実りをつける稲穂のように「豊かな人生」を送ってもらいたいという願いが込められています。高槻市立の13公民館では60歳以上の市民を対象に、この稲穂塾という講座を開講しています。受講生(塾生)と職員が学習テーマを話し合いながら企画し、毎月1回、様々なジャンルについて学んでいます。平成28年度の13公民館での塾生の数は1000人ほどになります。今回は代表して今城塚公民館での活動を中心に紹介します。

活動のポイントとエピソード

ここがポイント1  自分たちでの講座運営 ・ 社会貢献と仲間づくり

高槻稲穂塾は、60歳以上の方を対象とした通年の講座で、月に1回定例会を実施しています。各館で塾生による運営委員会を組織し、講座の内容等を自主的に決めるなど、塾生による主体的な運営を目指して取り組まれています。

今城塚公民館では、70名ほどが高槻稲穂塾に参加されています。事前の参加者の希望により「芸術」「健康」「歴史」などの班に分かれて、困ったときは公民館の力も時には借りながら、各班が講座のテーマや内容などの具体を検討しています。定例会では施設見学やテーマにあった座学習、希望によっては臨時会を開催し小学校での工作指導や公民館文化祭の準備・展示作品の作成などを行っています。

こうした講座などの情報は、13館の塾生の代表が集まる会議で情報共有され、好評な講座・講師の情報などあれば、他の公民館での稲穂塾の取り組みに活かされています。

稲穂塾はこのように一人ひとりが講座の運営に関わり、塾生同士の交流を深めながら「仲間づくり」を行うとともに、学んだことや人・地域とのつながりを生かして「社会貢献」することを目的にしています。

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ここがポイント2  具体な活動へと結び付ける「いなほ隊」

各館の塾生有志による「いなほ隊」はボランティアスタッフとしての活動に取り組んでいます。平成28年度においては、今城塚公民館からは多いときで17人が参加され、13公民館合わせると200人程度のいなほ隊になることもあります。

いなほ隊は「高槻ジャズストリート」へのボランティア参加でTシャツ販売の場を通してやりがいを感じながら、若者との交流の場になったり、「高槻まつり」では、踊りに参加したり、清掃活動などを行っています。稲穂塾・いなほ隊の活動が、高齢者のやりがいとなるだけでなく、高槻市を活発にすることにもつながっています。

ここがポイント3 これからの稲穂塾生の取り組み

これから活動がはじまろうとする取り組みに「いなほの輪」があります。塾生の得意なことで講座や運営のサポートを行うものです。将来的には「いなほの輪」が稲穂塾を支援する体制づくりを進め、全ての運営を塾生主体でできることをめざしています。既に塾生で構成された工作サークル「サークル・ハンドクラフト」は現在市内全域で活動中です。こうした稲穂塾をきっかけとした、新たな自分たちの活動やサークル、地域への活動へ広がりを見せています。

このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 社会教育グループ

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