事例35 天見こども自然とあそびの教室− 河内長野天見公民館 −

更新日:平成30年4月2日

天見子ども自然とあそびの教室−  河内長野市立天見公民館  −

活動のあらまし

 「天見子ども自然とあそびの教室」は、天見公民館を拠点に、河内長野市南部の棚田や小川等の景観が残る里山等の自然豊かな環境を活かし、子どもたちの生活の中で接することが少なくなってきた自然を理解し、自然の中で楽しむことを学ぶ自然体験活動です。
   活動を通して子どもたちの仲間意識を強め、生きる力を育み、自然環境への関心を高めることを目的に、平成17年度から開催され平成28年度で12年目をむかえます。平成28年度は年間11回の教室を開催しています。全ての教室が子どもたちにとって、自然の中で好奇心をもって活動できる場となっています。

活動のポイントとエピソード

ここがポイント1  地域の自然環境を活かした多様な活動! 

 「天見子ども自然とあそびの教室」は、野山の様々な植物や生き物を探したり、川遊びや魚釣りに取り組んだりと、子どもたちが普段触れることが少ない世界がいっぱいです。焼きどんぐりを食べたり、落ち葉を集めて焼き芋をしたりと、普段できないこと、ここでしか体験できないことを通して、子どもたちの新しい発見がたくさん生まれています。子どもたちは教室に参加するたびに、普段は気にかけていなかったたくさんの野山の植物や生き物の生態についての知識を得ています。
   自然の材料を集めて取り組むクラフトワークでは、竹で水鉄砲やマグカップ、どんぐりでどんぐりゴマやキーホルダー等を作っています。また、地域の人の協力を得て、「しめ縄つくり」等の伝統的な文化を学ぶ機会もあります。取組み実施することで、しめ縄の由来を学び、家で飾るものを自分で作ることができてうれしそうな子や、地域に戻ってから他の家のしめ縄をよく見て感想を話す子が増えています。
   他にも、親子参加の会では、竹のけん玉づくりやコマ回し、バームクーヘンつくり等を親子で協力して取り組み、様々な親子模様が展開されています。親子共に地域の中で新たな発見があり、教室以外でも親子で地域の野山に出向くことにもつながっています。

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ここがポイント2 さまざまな人々(団体)とのつながり!

 「天見子ども自然とあそびの教室」は、国立青少年教育振興機構の「子どもゆめ基金」を活用して活動しています。取り組みの運営を円滑に進めることが出来ている最大の要因は、地域の人々のつながりです。子どもたちの活動を支えるため、NPO法人「ナック」を中心に、周辺の自治会・地区福祉委員会・民生児童委員・地元企業・市教育委員会及び天見公民館からなる実行委員会を組織して地域一体となって活動しています。さらに教室実施時は、大学生・社会人・シルバーの方々のボランティアの協力も得て運営をしており、教室は多世代かつ幅広い人たちのつながりによって成り立っています。
   こうした人々とのつながりは、教室立ち上げ時から地元企業や地域の方々への呼びかけだけでなく、近隣大学にも発信することにより、学生たちの口コミにつながりさらに広がっています。
   地域ぐるみの活動は、子どもたちのことをスタッフが知ることになり、保護者も安心して子どもを送り出すことができ、子どもたちの見守り体制の充実にもつながっています。

ここがポイント3  教室づくりと家庭への情報提供の工夫!(班づくり・ゲーム・伝言カード)

 子どもたちにいろいろなことを学んでもらうために、教室づくりにも工夫を凝らしています。
  毎教室、大学生等のリーダーが各班を担当し、子どもたちの新たな発見や達成感を獲得できるよう、クイズで興味を持たせる等の楽しめる班づくりをした後、多種多様なゲームを実施しています。落ち葉拾いから同じ葉っぱ集めや葉っぱ取りじゃんけん、ひっつきむしダーツ、クラフトワークで作った水鉄砲を使ったゲーム等、毎回テーマに即した様々なゲームが展開されています。子どもたちは初めて会う友だちでも、班の仲間とお互いに協力し合い、目標を達成しようとする連帯感が生まれています。
   また、「伝言カード」(※1)を使用することで、新しい知識や経験を得た子どもたちは、家に帰ってから目を輝かせて得意気にお父さんやお母さんに話す子が多く、親子間の会話の充実につながっています。毎月の活動終了後には「ナック」のホームページに写真と活動報告が掲載され、これを見ながら家族も活動の様子を楽しんでいます。

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 (※1)表面には次回教室のお知らせ、裏面には教室で学んだこと等を子どもたちから保護者に聞く質問や、子ども・保護者の感想を記載できるカード

このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 社会教育グループ

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