今回は、大阪府障がい者スポーツ協会による出前プログラム「ボッチャ体験」を実施しました。
運営には、スタッフの方だけでなく、教職員やPTAの方々などいろいろな立場の大人が関わっています。
参加した児童約50名が8チームにわかれ、はじめはフラフープに向かって球を転がし、入った数を競いました。
目標に向かって球を転がすことを通して、どの子も楽しみながら体験できました。
試合は、白い球に向かって赤チームと青チームが球を転がし、白い球に近づけたチームが勝利というボッチャの公式ルールで行われました。
参加した子どもたちから「あー、おしい!」「次、がんばろう」「よっしゃ!」といった声も上がり、笑顔でボッチャを楽しんでいました。
また、「あの青い球に当てたら、いいんちゃう」「白い球の前において」などチームごとに作戦も考えはじめ、どの子も楽しく取り組んでいる様子でした。
体験の最後には、チーム戦の結果発表があり、障がい者スポーツ協会の方から、今日体験したボッチャは、2020年の東京パラリンピックでも行われる競技であることなどの話がありました。
北松尾小学校では、これまで学校支援活動に取り組んでこられた方々が中心になって、学校の応援団「はぐくみ」を立ち上げられました。
学校周辺の清掃や、授業中の見回り等の取組みを通じて、学校にどんどん関われるようになっていったそうです。
放課後子ども教室も昨年度1月に立ち上がったばかり。当初何ができるのかと悩む中、掛け算くらいならと、掛け算教室から始まりました。今では、宿題教室、スポーツ教室、バトン教室等、開催しています。
今回は、グンゼ様の協力を得て、出前プログラム「肌着を着よう」を実施しました。
汗の働きや、汗を多くかく場所、肌着の働きなどについて学習します。日頃、当たり前にかいている汗ですが、子どもたちにとってはその働きについては知らないことも多く、実験やクイズを通して楽しく学ぶことができました。また、汗と密接に関係している衣服について、特に肌着については、ごわごわするとか、めんどくさいとの理由で、着ていない子どもも多く、着ていたとしても、おうちの人に言われて着ているという子どもがほとんど。実感しにくい肌着の役割についても実験を通して、楽しく取り組んでいる様子でした。
実験の中には綿の手袋をつかって綿の吸水能力を体験し、肌着の役割を学びました。
[汗が多く出る場所をシールを使って予想]
わきの部分に多くのシールを張っている子たちが多かったのですが、実は、背中や頭の方がたくさん汗をかくのだそうです。
[霧吹きを使って汗が蒸発するときの働きを実験]
霧吹きで肌に水を吹きかけ、うちわであおぐ体験を通して、汗が蒸発するときにも同じ原理で体温を逃がしているということを体験しました。
今回の参加者は39名。全校に募集プリントを配布したところ、あっという間に定員近くまで集まりました。放課後子ども教室への子どもたちのニーズは高いのですが、協力いただける人材の不足が課題とのこと。次に携わってくれる人がなかなかいないという中で、企業プログラムを活用してみたと話されていました。立ち上げという大きな一歩を踏み出したばかりで、「試行錯誤しながらやっています」と放課後子ども教室安全管理員の藤原さんは話されていました。北松尾小学校の子どもたちにとっては、貴重な場となっていることを実感しました。
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教育庁 市町村教育室地域教育振興課 地域連携グループ
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