ヘルシーおおさか21(点字広報)第43号音声読上げ用

更新日:平成24年3月30日

ヘルシーおおさか21(点字広報)第43号【平成24年3月発行】

テーマ  「知って安心 おくすりの正しい知識」

はじめに

皆さんは、普段、飲んだり使ったりしている薬のことを知っていますか。

「お医者さんから処方されたから」、「薬局で勧められたから」と、何気なく飲んだり使ったりしていませんか。

薬は、病気の治療や予防、健康の維持や増進のために、大きく役立つものです。しかし、使用方法を間違えると、副作用を起こしたり、大きな事故の原因となることがあります。

ここでは、薬を安全に正しくお使いいただくために、薬の基礎的な知識や服用する際に普段から気をつけていただきたいことなどをまとめましたので、是非ご活用ください。

薬を正しく使うには

どんな薬かをきちんと知っておきましょう

医師から処方された薬を受け取る時や、薬局などで薬を購入する際には、医師や薬剤師から薬の種類や使い方、副作用などについて詳しく説明を聞きましょう。 また、説明書は必ず保管しておきましょう。説明書には使用上の注意、用法・用量、効能・効果や副作用など、薬を服用するうえでの大切な情報が記載されています。ご家族や付添いの人に読んでもらうなどして、正しく理解しましょう。

正しい用法・用量、服用時間を守りましょう

用法・用量、服用時間を変えると薬の効果が現れないことや、副作用が生じることもあります。自分で勝手に判断せず、必ず定められた用法・用量、服用時間を守りましょう。

  • 食前とは、食事をする1時間から30分前
  • 食後とは、食事の後30分以内
  • 食間とは、食事と食事の間のことで、前の食事から2時間後を目安とします。食事中に薬を服用するという意味ではありません。

また、薬はコップ1杯の水かぬるま湯で飲むようにし、医師や薬剤師から特別な飲み方の指示があった場合を除き、その他の飲み物で服用するのはできるだけやめましょう。

薬の副作用

副作用は必ず現れるというものではありませんが、アレルギー体質の方や持病がある方は特に注意が必要ですので、薬の服用にあたっては医師や薬剤師に相談しましょう。

薬の使用中に発疹、かゆみ、胃の痛みなどの異常を感じたら、すぐに医師や薬剤師に相談しましょう。相談する際には、「何の薬を、どのくらいの量・期間使用し、どのような症状が出たのか」を説明できるようにしておきましょう。

また、服用している薬も持参するようにしましょう。説明書の内容をよく理解し、用法・用量を守ることが、副作用を防ぐうえで重要です。

薬を正しく保管しましょう

子どもの手の届かないところに保管しましょう

子どもが薬を誤って飲まないためにも、子どもの手の届く場所に薬を置かないよう、常に心掛けましょう。また、不要な薬を捨てる時も注意が必要です。

直射日光が当たる場所、湿気、高温を避けて保管しましょう

薬以外のものと区別して保管しましょう

農薬や殺虫剤・防虫剤は間違って口に入れると大変危険です。薬と同じ箱に入れないようにしましょう。

他の容器への入れ替えはやめましょう 

内容物や使い方がわからなくなったり、誤って使用したり、品質の変化の原因になりますので、薬袋や外箱から他の容器に入れ替えるのはやめましょう。

古い薬を使うことはやめましょう

薬には使用期限があります。使用期限を過ぎた薬は使用してはいけません。また、薬箱にどんな薬が入っているのか、使用期限を過ぎていないかなどを確認するためにも年に一度は薬箱を整理しましょう。薬袋や外箱を開封した日付がわかるようにしておくと便利です。

「お薬手帳」をご存じですか?

持病を抱えて日常的に薬を飲んでいても、自分が飲んでいる薬の名前を正確に言える人はなかなかいません。

お薬手帳とは、薬の名前や用法・用量などを記録するための手帳で、医療機関で処方せんをもらったら保険薬局で作ってもらうことができます。また、薬局や医療機関毎にお薬手帳を分けてしまうと、必要な確認ができない場合がありますので、必ず一冊にまとめましょう。

医療機関で処方された薬や普段から使っている市販の薬、健康食品などについて、名前や服用方法、服用して気づいた点などをお薬手帳に記録しておきましょう。

医師や薬剤師に相談する際、お薬手帳を提示することで、使用している薬の種類や量、期間などを確認することができます。

お薬手帳をいつも携帯するようにしていれば、急病や予期せぬ災害への対応の助けとすることができ安心です。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは

ジェネリック医薬品とは、これまで使われてきた薬の特許が切れた後に、同等の品質で製造販売される同じ有効成分を含む医薬品のことで、低価格でありながら効き目はもちろん、安全性も同等ですので、安心して使うことができます。

詳しくはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。

薬の専門家に相談しましょう

薬剤師は、医薬品全般について、幅広い知識を持つ薬の専門家であり、薬局や医療機関で処方せんに基づく調剤を行ったり、患者さんへ服薬説明を行うほか薬を販売したり、相談に乗ることができます。

自分の症状などを丁寧に聞いてくれ、薬のことをはじめ、生活上のアドバイスや情報を提供してくれる、信頼できる「かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師」を見つけましょう。

「お薬服用識別シール」をご存じですか?

高齢者や視覚障がい者の方が、安全かつ安心してお薬を識別していただけるよう、

社団法人大阪府薬剤師会では財団法人大阪府視覚障害者福祉協会との協議により、

視覚障がい者の方も共用できる「お薬服用識別シール」を作成しています。

詳しくは大阪府薬剤師会にご相談ください。

  • 社団法人大阪府薬剤師会

 電話:06−6947−5481(代表)

よくある質問

Q 医療機関で処方される薬と市販の薬はどのように違うのですか?

A 医療機関で処方される薬は、医師があなたの症状、体質、年齢にあわせて種類や量を決めた薬です。症状が同じであっても原因が異なる場合があります。以前に使用して残った薬を使用したり、他の人にあげてはいけません。

一方、市販の薬は、薬剤師などのアドバイスのもとに薬局などで購入して使用する薬です。使用しても症状が改善しない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

Q 飲み忘れに気づいた場合はどうしたらよいですか?

A 原則として、忘れた分は飲まないようにして、次の服用時間から服用を再開するようにしましょう。服用し忘れたからといって、2回分をまとめて服用すると思わぬ副作用が発生するおそれがあります。ただし、薬の種類によっては飲み忘れた時の対応が異なる場合がありますので、初めて服用する薬の場合は、あらかじめ飲み忘れたときの対応を医師や薬剤師に聞いておきましょう。

Q 症状が良くなれば、薬の服用をやめてもよいですか?

A 医師から処方されている薬を服用していて、症状が良くなったように感じられても、病気が治ったとは限りません。適切でない時期に服用を中止すると、病気によっては悪化や再発を招くこともあります。症状が良くなってきたのは、正しい服薬を続け、その努力を重ねた結果ともいえます。症状や処方された薬の服用中止などは、主治医の判断に従いましょう。

このページの作成所属
健康医療部 健康医療総務課 保健所グループ

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