大阪府の難病医療提供体制について

大阪府の難病医療提供体制について

　難病医療については、「難病の患者に対する医療等に関する法律（難病法）」に基づき定められた基本方針により、できる限り早期に正しい診断ができ、診断後はより身近な医療機関で適切な医療を受けることができるよう、地域の実情に応じた難病医療提供体制を確保することとされています。

　大阪府においても、基本方針の趣旨を踏まえた難病医療提供体制の整備を進めており、難病医療の中心的な役割を担う「大阪府難病診療連携拠点病院」、特定の分野に関する専門医療を実施する「大阪府難病診療分野別拠点病院」、身近な医療機関で治療・療養を継続できるよう支援する「大阪府難病医療協力病院」を指定しています。

大阪府の医療提供体制（大阪難病医療ネットワーク）イメージ図

大阪府難病診療連携拠点病院

大阪府難病診療連携拠点病院の主な役割

　  （１）難病の診断を正しく行う医療の提供
    （２）遺伝学的検査及び遺伝カウンセリングの実施、または適宜、他院への紹介等
    （３）府民に対する情報提供

更新日：令和6年3月29日

大阪府難病診療分野別拠点病院　

大阪府難病診療分野別拠点病院の役割

　 （１）当該専門分野の難病の初診から診断に至るまでの期間をできるだけ短縮するように必要な医療を提供すること
 　（２）難病の患者やその家族の意向を踏まえ、身近な医療機関で治療を継続できるように支援すること

更新日：令和6年3月29日

大阪府難病医療協力病院　（随時公募中）　

大阪府難病医療協力病院の役割

　（１）「大阪府難病診療連携拠点病院」、「大阪府難病診療分野別拠点病院」と連携し、患者の受入れや治療等を実施
　（２）地域の病院や診療所及び保健所等の関係機関からの、難病患者に関する相談や、必要に応じて患者の受入れ
　（３）地域において難病の患者を受け入れている福祉施設等からの要請に応じて、医学的な指導・助言を行うとともに、患者の受入れ
　（４）保健所等の関係機関が開催する難病に関する会議や研修等への協力・参加

大阪府難病医療協力病院の公募についてはこちらをご覧ください。

更新日：令和6年3月29日