梅毒について

更新日:平成30年4月4日

梅毒患者が増加しています!特に若い女性の増加が顕著です!

 baidokuhoukoku

 2017年の大阪府の梅毒報告数(速報値)は、847人(男性515人、女性332人)となり、前年(2016年)の報告数586人(男性383人、女性203人)の約1.4倍になりました。
 特に、女性患者の急増が著しく、 性別年代別の報告数は、20代の女性が一番多くなっています。

 2014年までは男性患者が約9割を占め、男性間の性行為による感染が中心と考えられていましたが、女性患者の増加により、性間の性行為による感染が、今後も増加すると予測されます。

 梅毒は感染に気づきにくいことから、治療の遅れや感染拡大につながりやすい危険な感染症です。また、治療せずに放置すると、数年をかけて進行し、重大な障がいを起こす怖い病気ですが、早期に治療することで、完治できます。

 あなた自身と大切なパートナーを守るため、正しい知識を持ち、予防や早期発見のための行動が必要です。

大阪府における梅毒の流行状況

● 2017年の発生状況

● 2018年(2月)の発生状況


 

梅毒とは

症状

 梅毒に感染すると、経過した期間により、感染がおきた部位(陰部、口唇部、口腔内、肛門等)にしこりができる、リンパ節が腫れる、手のひら・足の裏・体全体に赤い発疹が出ることがあります。症状は自然に消え、また症状が出ない場合もあります。
 早期に治療(抗生剤を服用)すれば治りますが、感染していることに気付かず放置していると、髄膜炎、進行性まひ、認知症等、重大な障がいを起こすことがあります。
 また、妊娠中の女性が感染していると、胎盤をとおして胎児に感染し、死産、早産、新生児死亡など、さまざまな症状や障がいをおこすこと(先天梅毒)があるため、特に注意が必要です。
 なお、梅毒に感染していると、HIV感染症などの他の性感染症に感染しやすくなります。

感染経路

 感染力の強い、梅毒トレポネーマという細菌が、主に性行為等で粘膜や小さな傷口から侵入して感染します。 

予防するには                                                              

 コンドームを使用することで、予防の効果はありますが、コンドームが覆わない部分の皮膚や粘膜に梅毒の症状があると感染する可能性があります。皮膚や粘膜にしこりやただれなどの症状があった場合は、性的な接触を控え、早期に医療機関を受診して相談してください。また、一旦完治してしても再感染することがあります。 
 梅毒に感染しているとわかった場合は、パートナー等と一緒に検査を行い、必要に応じて一緒に治療を行うことが重要です。 

大切なひとのために検査を受けましょう!

 梅毒に感染しているか知るためには、血液検査(抗体検査)が必要です。
 感染直後に抗体検査を行っても陽性反応がでないことがありますので、感染の機会があってから4週間から6週間後の検査が必要です。
 感染を疑う症状がある場合は、その期間を待たずに医療機関を受診してください。

検査は保健所等で、HIV検査と併せて無料で受けることができます。

  <無料受検の対象者>
    ・婚前者(結婚を控えている方)
    ・妊婦の夫
    ・生活困窮者で民生委員又は福祉事務所長の証明書を提出した者
    ・HIV検査と同時に受検する者(この場合のみ匿名での検査が可能

 詳細はこちらでご確認ください。≪相談・検査・診療機関等結果一覧≫  

啓発ツール

女の子の梅毒増加中!厚生労働省より、リーフレットが作成されています。ご活用ください。
リーフレット「女の子の梅毒増加中!」(外部サイト)

過去の報道発表資料

医療従事者の皆さんへ

 大阪府内で梅毒患者が増加しています。
 診療の場面では、梅毒の流行を念頭におき、感染が疑われる場合は検査等対応をお願いします。
 また、梅毒を診断された場合は、感染症法に基づく保健所への届出をお願いします。 
 梅毒 発生届(届出様式・医療従事者向け) [PDFファイル/140KB]
 梅毒(感染症法に基づく医師の届出のお願い)厚生労働省ホームページ(外部サイトを別ウインドウで開きます)   

関連リンク

このページの作成所属
健康医療部 保健医療室医療対策課 感染症グループ

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