柳原遺跡(やなぎはらいせき)2

更新日:2017年3月30日

 所在地: 池田市城南(じょうなん)三丁目地内

種類 : 集落跡

時代 : 弥生時代

調査期間 : 平成23年9月から平成24年1月

主な遺構 : 粘土採掘坑跡(ねんどさいくつこうあと)、溝跡

主な遺物 : 弥生土器

柳原遺跡1に引き続いて実施した、第3調査区の調査成果についてご紹介します。

第3調査区は、第1調査区の北側に位置する小さな調査区で、平成24年1月から調査を開始しました。

弥生時代の遺構面で土坑(どこう)3基と溝が検出されました。

溝は、第1調査区で検出されたものの続きと考えられ、この溝を境にして東側に土坑(どこう)がないという点も第1調査区と同じです。

また土坑(どこう)もこれまで同様、掘削した後に埋戻されておらず、粘土を採掘した痕跡(詳細は現地公開資料参照)と考えられるものです。

第3調査区の調査によって本遺跡の粘土採掘坑群(ねんどさいくつこうぐん)の北側への広がりが明らかになりました。

【写真】やなぎはら遺跡第3調査区の全景。東より望む。中央上方に南北の溝があり、さらに上にどこうが3基並ぶ。

(写真)第3調査区全景

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教育庁 文化財保護課 調査事業グループ

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