所在地 : 大阪市平野区瓜破二丁目
種類 : 集落跡
時代 : 古墳時代前期から近世
調査期間 : 平成23年8月から平成24年1月
主な遺構 : 古墳時代前期の溝3本、土坑(どこう)など
主な遺物 : 土師器、須恵器、瓦器(がき)など
府営瓜破二丁目住宅の建て替えに伴い、発掘調査を実施しています。調査区をA・Bの2地区に分けており、現在A地区の調査が終了しました。
A地区より見つかった遺構は、溝、土坑(どこう)などです。溝は、南北方向にのびる溝2本と北東から南西方向にのびる溝1本が見つかりました。それぞれの溝の中から少量の土器が出土しています。この土器から溝の時期は、古墳時代前期(3世紀後半から4世紀初頭)と推定しています。溝内の土の堆積状況から、用水路として掘られたものと考えられます。
A地区全景(西から)
A地区溝(南から)
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教育庁 文化財保護課 保存管理グループ
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