招提中町遺跡(しょだいなかまちいせき)

更新日:2017年3月30日

所在地:枚方市東牧野町

種類:集落跡・墓域

時代:弥生時代から中世

調査期間:平成235月から10

主な遺構:溝、土坑(どこう)、柱穴

主な遺物:瓦器(がき)、土師器

 

招提中町遺跡(しょだいなかまちいせき)は穂谷川の北岸交野台地上に位置する遺跡です。府営牧野東住宅の建て替え工事に伴い調査を行ってきました。過去の調査では弥生時代や古墳時代の住居跡などが発見されています。本年度は最終の調査年度にあたり、府営住宅敷地の最北部を調査しました。今回の調査では、弥生時代や古墳時代の遺構は発見されませんでしたが、中世の柱穴跡、溝、土坑(どこう)などの集落関係遺構や、地山層を掘り下げて形成された耕作地などが発見されました。古い時期から新しい時期までこの地で生活が営まれていたことが確認されました。

【写真】中世の耕作溝など               

中世の耕作溝など                                          

【写真】中世の溝、どこう

中世の溝・土坑(どこう)                                             

【写真】世の溝と柱穴    

 中世の柱穴と溝

 

 

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教育庁 文化財保護課 調査事業グループ

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