所在地 : 河内長野市小深(こぶか)
時代 : 縄文・中世
調査期間 : 平成22年11月から12月
主な遺構 : 水田遺構
主な遺物 : 縄文土器・瓦器(がき)・土師質土器・中国製磁器
金剛山の山腹、標高320メートルに位置する遺跡です。観心寺(かんしんじ)の上流4キロメートル、千早城の下流3キロメートルに位置します。
調査区の上方から流れ込んだ土砂の中から、縄文時代後期前半(今から約3600年前)の土器・石器が多数見つかりました。付近に生活痕跡があったと思われます。また、中世からの水田開発状況を解明することができました。調査は平成23年度も継続される予定で、今後も成果が期待されます。
調査区全景 石垣は近現代の水田区画
発見された縄文土器 上段左端は鉢の口縁部(こうえんぶ)、下段左端と中央は深鉢(ふかばち)の底部
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教育庁 文化財保護課 保存管理グループ
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