所在地 : 和泉市府中町(ふちゅうちょう)4丁目
種 類 : 社寺跡・集落跡
時 代 : 弥生時代・古墳時代・古代・中世
調査期間: 平成25年2月から4月
主な遺構: 古墳時代初めの土器溜まり、中世の掘立柱建物跡(ほったてばしらたてものあと)と溝
主な遺物: 古墳時代初めの壺(つぼ)、甕(かめ)高坏(たかつき)、中世の瓦器(がき)
平成20年・22年度の調査区の隣接地を発掘調査しました。
古墳時代初めの土器溜まりを検出し、壺(つぼ)や甕(かめ)、高坏(たかつき)がたくさん出土しました。これは平成20年の調査で発見された土器溜まり(和泉寺跡(いずみでらあと)・府中(ふちゅう)遺跡2)の続きに当たります。古墳時代初めに甕や高坏などの土器を大量に置き、そのまま埋もれたようです。
また中世(12世紀頃)の掘立柱建物跡(ほったてばしらたてものあと)が見つかりました。これも平成20年の調査で発見された中世の掘立柱建物群(ほったてばしらたてものぐん)(和泉寺跡(いずみでらあと)・府中(ふちゅう)遺跡1)の続きで、当時の集落の規模がもっと広がることを確認しました。
古墳時代初めの土器溜まり
中世の掘立柱建物跡(ほったてばしらたてものあと)
このページの作成所属
教育庁 文化財保護課 保存管理グループ
ここまで本文です。