樹高:25m 幹周り:4.3m
千早のトチノキは、伏見林道(金剛登山道)を約500m登った標高700mの地点の谷川沿いの崖下にある。周辺は、スギ、ヒノキの人工林に囲まれた河内林業の中心地であるが、この一角だけは、エノキ、ヤマグワなどの天然林が残っていて、やわらかい緑に少し気持ちが安らぐ。
伏見林道は、季節を問わず金剛山に登る人の往来が絶えず、その中で大きく聳えるトチノキは、行きかう人のビューポイントとして大きな役割を果たしている。
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教育庁 文化財保護課 文化財企画グループ
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