府内の史跡公園等の紹介【難波宮跡(難波宮跡公園)】

更新日:2022年2月8日

難波宮跡公園の画像

所在地:大阪市中央区法円坂・馬場町・大手前
種 類:国指定史跡 
指定年月日:昭和39年5月2日(第1次)
時 代:飛鳥・奈良時代 
見学等の問合せ先:大阪市教育委員会文化財保護課、大阪歴史博物館
電  話:06-6208-9166(大阪市教育委員会文化財保護課)、06-6946-5728(大阪歴史博物館)
ホームページ:大阪市教育委員会文化財保護課(外部サイト)大阪歴史博物館(外部サイト)
アクセス:地下鉄(谷町線)谷町四丁目駅より東へ徒歩5分

『日本書紀(にほんしょき)』や『続日本紀(しょくにほんぎ)』に記された難波宮の所在地は、昭和29年(1954)から開始された、山根徳太郎を中心とする発掘調査により、現在の史跡指定地にあることが明らかにされました。

その後の調査により、2時期の宮殿遺構があることがわかり、それを前期難波宮、後期難波宮と呼び分けています。前期難波宮の遺構には火災痕跡があり、朱鳥(しゅちょう)元年(686)に焼失した天武天皇の難波宮にあたり、その創建は「大化改新(たいかのかいしん)」ののち、孝徳天皇により造営された難波長柄豊碕宮(なにわながらとよさきのみや)と考えられています。一方、後期難波宮は聖武天皇によって再建された難波宮です。

史跡公園内には復元された後期難波宮の大極殿基壇(だいごくでんきだん)や前期難波宮の八角形建物などが立体的に遺構表示されています。また、大阪歴史博物館の地下には前期難波宮の倉庫群の遺構が保存され、一般公開されています。

  

このページの作成所属
教育庁 文化財保護課 文化財企画グループ

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