樹高:15m 幹周り:10m
神田天満宮には境内にクスの巨木が数本あり、そのうち社殿東側のクスは「千年クス」と呼ばれていて、以前は高さが33mもあり、府下有数の巨木だった。
しかし樹勢の衰えが目立ったため、昭和58年・平成元年・7年に蘇生作業を実施し、枯幹・枯枝を切除したため現在の15m程度の樹高となった。幹は樹脂でコーティングされ腐食から守られていて、その太さからかつてのクスの大きさが想像される。治療後の幹からは、新しい枝が伸びて元気に育っている。
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教育庁 文化財保護課 文化財企画グループ
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