江戸時代に岸和田藩の七人庄屋の筆頭を勤めた中家住宅の主屋西側にはかつて周囲5m、樹齢600年以上といわれる松がありました。
江戸時代中頃、大坂の蘭学の開祖、橋本宗吉(1763-1836)は、フランクリンが凧を使って空中電気の正体を確かめた実験(1752)と同じ実験をこの松を使って行いました。
現在この松は枯れてしまいましたが、宗吉が残した業績はわが国の電気学におけるパイオニアと呼ぶにふさわしいものがあります。
このページの作成所属
教育庁 文化財保護課 文化財企画グループ
ここまで本文です。