これまでの山片蟠桃賞受賞者

更新日:平成28年6月15日

  
山片蟠桃賞の概要   Yamagata Banto Prize
  
(1)目的 Purpose
 近世大阪の生んだ世界的町人学者である山片蟠桃の存在をあらためて想起し、その名にちなみ、日本文化の国際通用性を高めるにふさわしい優秀な著作とその著者を顕彰し、併せて大阪の国際 都市としての役割と文化・学術の国際性を高める。
 To commemorate the important role played by Yamagata Banto, Osaka's internationally relevant self-taught scholar of the late Edo Era whom modern Osaka has produced; to honor excellent writing which has contributed to increased international understanding of the Japanese culture, in memory of Yamagata Banto; and to promote Osaka as an international metropolis and increase the internationality of its cultural and academic activities.

(2)対象 Subject
 国外において刊行された、日本文化の国際通用性を高めるためにふさわしい著作とその著者。
 この場合、日本文化とは、日本文学、芸術及び思想の分野とする。
 Work published overseas which most aptly increases international understanding of the Japanese culture. "Japanese culture" here means Japanese literature, Japanese art and thought.


(3)審査方法 Selection
 学識経験者、大学、研究所、国際交流機関など、広い範囲からの推薦に基づき、審査委員会の審査を経て、1件(著作及び著者)を決定。
 The Screening Committee selects one prize winner from the authors and works nominated by experts in various fields at universities, research institutes, international cultural exchange organizations, etc.


これまでの受賞作、受賞者

年度 著作 著者 職名

国名

昭和57“World Within Walls"をはじめとする著作(日本文学史の研究)ドナルド・キ−ンコロンビア大学教授アメリカ合衆国

昭和58“Lessons from History"をはじめとする著作(新井白石の翻訳)ジョイス・アクロイドクイーンズランド大学教授オーストラリア連邦
昭和59『日本語の中のオランダ語』をはじめとする著作(日蘭交流史の研究)フリッツ・フォス国立ライデン大学名誉教授オランダ王国
昭和60『日本의万葉集』をはじめとする著作金 思ヨップ※東国大学校教授兼同大学校付設日本学研究所長大韓民国
昭和61『10−13世紀日本文学における日記と随筆』をはじめとする著作ヴラジスラフ・ゴレグリヤードソ連・科学アカデミー東洋学研究所レニングラード支部極東部長兼レニングラード大学日本語科主任教授ソビエト社会主義共和国連邦
昭和62『日本古典文学事典』をはじめとする著作(古典文学の研究)アール・マイナープリンストン大学教授アメリカ合衆国
昭和63『道行文』をはじめとする著作ジャクリーヌ・ピジョーパリ第7大学教授フランス共和国
平成1『18世紀日本の『徳』の諸相−大坂商人の学問所・懐徳堂』をはじめとする著作(近世思想の研究)テツオ・ナジタシカゴ大学教授アメリカ合衆国
平成2歴史的日本に対する文明論的あるいは学問的考察に基づく一連の著作サー・ヒュー・コータッツィ元駐日英国大使英国
10平成3“The Tale of Genji"(『源氏物語』全訳)の翻訳をはじめとする一連の著作エドワード・サイデンスティッカーコロンビア大学名誉教授アメリカ合衆国
11平成4『坂本龍馬と明治維新』をはじめとする一連の著作(日本近世、近代史の研究)マリウス・ジャンセンプリンストン大学名誉教授アメリカ合衆国
12平成5『御堂関白記』をはじめとする著作(御堂関白記の翻訳と詳細な注釈)フランシーヌ・エライユ国立高等研究院教授フランス共和国
13平成6『大英図書館蔵日本古版本目録』をはじめとする著作(大英図書館収蔵の日本古版本の書誌研究)ケネス・ガードナー元大英図書館東洋コレクション副主席英国
14平成7奄美・沖縄を中心とする調査と研究をはじめ、民族学的考察に基づく日本研究の一連の著作(奄美・沖縄を中心とする民族学研究)ヨーゼフ・クライナーボン大学教授、ドイツ-日本研究所所長ドイツ連邦共和国
15平成8『中日文化関係史論』をはじめ、日本の歴史と文化の研究に基づく一連の著作(歴史・文化の考察及び日中文化関係史の研究)周 一良北京大学教授中華人民共和国
16平成9『地球と存在の哲学環境倫理を越えて』にいたる一連の著作(風土論を通した日本文化研究)オギュスタン・ベルク国立社会科学高等研究院教授・現代日本研究所長フランス共和国
17平成10日本研究推進への多年の貢献と、『古事記』の言語学的考察による一連の著作ヴィエスワフ・コタンスキワルシャワ大学名誉教授ポ−ランド共和国
18平成11多年にわたる日本文学・日本文化史研究の功績と『もう一つの中世像』を中心とする一連の著作(物語絵本や尼僧(門跡尼寺)の研究)バーバラ・ルーシュコロンビア大学日本文学・文化名誉教授、中世日本研究所所長アメリカ合衆国
19平成12『近世畸人の芸術』と、日本美術研究に関する一連の著作(日本の仏教美術史・近世絵画の研究)ジョン・ローゼンフィルドハーバード大学東洋美術史名誉教授アメリカ合衆国
20平成13“Embracing Defeat"(邦訳『敗北を抱きしめて』)をはじめとする一連の著作(日本の戦後史の研究)ジョン・ダワーマサチューセッツ工科大学教授アメリカ合衆国
21平成16『余暇を通じてみた日本文化』『拳の文化史』をはじめとする余暇社会学、娯楽史的分野に関する一連の著作(日本の戦後史の研究)セップ・リンハルトウィーン大学日本学科教授オーストリア共和国
22平成19 “A Waka Anthology, Volume One”をはじめとする一連の著作エドウィンA.クランストンハーバード大学日本文学教授アメリカ合衆国
23平成22『日蔵漢籍善本書録』をはじめとする一連の著作嚴 紹璗北京大学教授中華人民共和国
24平成25『日本の書籍―始発より19世紀にいたる文化史』及び江戸時代の書籍文化に関する一連の著作、また欧州所在の日本古典籍の書誌調査に基づくデータベースの整備ピーター・コーニツキーケンブリッジ大学教授英国
25平成28 『日本史―侍からソフト・パワーへ』をはじめとする一連の著作ウィリー・F・ヴァンドゥワラルーヴァン大学名誉教授兼特任教授ベルギー王国

                                                    ※ヨップの字は火へんに華

「詳細な一覧表」はこちらから Past Year’s Prize Works and Their Authors
これまでの受賞作と受賞者Past Year’s Prize Works and Their Authors [Excelファイル/17KB]

受賞作の閲覧

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府立大学図書館には山片蟠桃賞関連図書コーナーがあります。

また、両図書館には、山片蟠桃賞の受賞者による記念講演を収録した
『山片蟠桃賞の軌跡 1982-1991』
『山片蟠桃賞の軌跡 1992-2002』
も所蔵しています。

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府民文化部 文化・スポーツ室文化課 文化振興グループ

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