魚の寄生虫『アニサキス』にご注意!(食品衛生いろはの「い」:平成30年度第1号) 秋はさまざまな食材が旬を迎える季節です。 新鮮な魚は刺身やお寿司で楽しみたいところですが、生鮮魚介類にはアニサキスの幼虫が潜んでいる可能性があることをご存知ですか? アニサキスは、クジラやイルカなどの海洋ほ乳類の体内で成虫になる寄生虫で、その幼虫はサバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類の内臓に寄生します。幼虫は寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると、内臓から筋肉(身)に移動することが知られています。 幼虫が寄生した魚介類を生で食べることで、幼虫が胃や腸の内壁に食いつき、概ね8時間以内に激しい腹痛等を引き起こすアニサキス症になります。 以下のポイントに気をつけて、秋の味覚の代表格である「魚」を美味しく安全に提供しましょう!! 【アニサキス症の予防ポイント】  @新鮮な魚を選び、速やかに内臓を除去する。  A目視で確認し、アニサキス幼虫を除去する。  (幼虫は長さ2〜3cm、幅0.5〜1mm程度で、白色の太い糸状)  B十分に加熱する、または−20度で24時間以上冷凍する。  ※通常の料理で使用する酢、塩やわさびでは死滅しません。 □「アニサキスによる食中毒を予防しましょう」(厚生労働省ホームページ)  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000042953.html このメールは「食品衛生いろはの『い』」を選択された方に配信しています。 <お問い合わせ> 大阪府 食の安全安心メールマガジン Eメール:shokunoanzen-g06@sbox.pref.osaka.lg.jp 情報変更・配信停止手続きページ https://reg23.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=pg-ojt-7127d1a15567d6792d767e5e0f761c3a 2025万博を大阪・関西へ! ■誘致委員会ホームページ:https://www.expo2025-osaka-japan.jp/ 〔会員募集中です〕