「その加工食品の表示ラベル、適切に貼っていますか？？」

〈事例１〉
スーパーの惣菜担当Aさんは、ポテトサラダを大袋から小分けし、商品コードのみ確認して表示ラベルを印刷し商品に貼った。
→その日の夕方、「買ったポテトサラダの原材料名がおかしい。何が入っているのかわからない！」と店に連絡が入った。
→原因を調べると…Aさんは、サラダ類の商品コードが新しくなったことに気づかずに、春雨サラダのラベルを印刷してしまい、ポテトサラダに貼っていた。
⇒食品表示法の原材料名及び添加物の表示に係る違反はもちろんのこと、お店の信用低下にも繋がります！

〈事例２〉
スーパーの寿司担当になったBさんは、初めての節分の日、恵方巻の表示ラベルを大急ぎで商品に貼った。　
→その日の夜、「買った恵方巻を食べて子どもの具合が悪くなり、救急車で運ばれた。子どもにはエビアレルギーがあるのでエビの表示がない恵方巻を選んだのに、どうなっているのか！」と店に連絡が入った。
→原因を調べると…Bさんは、複数ある恵方巻の内容を十分に確認しないまま、エビを使った恵方巻にエビが入っていない恵方巻のラベルを貼っていた。
⇒アレルギーに関する表示の貼り間違いは、命にかかわる事故を招く恐れがあり、特に注意が必要です！


食品の情報を正確に伝えるために表示ラベルは、大切です。ラベルが正しく作成されても、貼り間違えると健康被害や誤認等を招いてしまいます。

繁忙期でもダブルチェック等を行い、正しいラベルで美味しく安全な食品を届けて下さいね。


○「食品の表示について」はこちら
http://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/hyouji/index.html


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