「実際にあったアレルギー表示のミス!」【加工食品の表示(2)】(食品衛生いろはの「い」:令和5年度第4号) 今回は表示ラベルの貼り間違いが招いた、食物アレルギー表示のミス事例とその対応を紹介します。 〈事例〉 スーパーの総菜部門で働くパートのAさんは、表示ラベルの貼付けも担当しています。 えびクリームコロッケに、うっかり間違えてコーンクリームコロッケの表示ラベルを貼って販売してしまいました。 食物アレルギーの特定原材料である「えび」の表示が欠落してしまっています。 〈さて、ここで質問です〉 Q1:表示を貼り間違えたことでどんなリスクがあるでしょうか? Q2:お店として、どのような対応が必要になるでしょうか? 〈答え〉 A1:えびアレルギーのある人がこの商品を食べると、アレルギー症状を引き起こす可能性があります。 A2:商品の撤去、お客様への告知、自主回収を速やかに行ってください。知らずに食べてアレルギーを発症したお客様がいれば、その対応も必要です。 このようなことにならないように、食品と表示ラベルが合致しているか、食物アレルギーの表示漏れがないか、複数回、複数人でチェックして、充分に気を付けましょう! ■詳細は、下記ホームページをご覧ください。 〇「食品表示について(大阪府)」 https://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/hyouji/ このメールは、「食品衛生いろはの『い』」を選択された方に配信しています。