「HACCPに沿った衛生管理」の【記録】について(食品衛生いろはの「い」:令和4年度第2号)  事業者の皆様、令和3年6月に「HACCPに沿った衛生管理」が完全施行されて1年以上経ちましたが、取組は順調でしょうか。  HACCPに沿った衛生管理では、日々の衛生管理の実施記録を忘れずに、そして正確につけることが重要です。  衛生管理のポイントを明確にして実施記録をつけることで、食中毒発生の未然防止になります。  また、記録を確認して同じような問題やクレームが発生している場合は同一の原因が考えられますので、対応を検討します。  記録を実施することで見えてきた改善点から業務の見直しを図り、効率化につなげましょう。 〇記録の主なポイント 1.記録の媒体は制限しません。紙媒体はもちろん、専用アプリなども可能です。内容を変更したり消去した形跡が後から確認できる記録媒体を選びましょう。 2.残した記録は定期的に振り返り、必要に応じて衛生管理計画や手順書の内容を見直しましょう。 3.記録は業界団体作成の手引書で推奨された期間(1年間など)保管しましょう。賞味期限の長い商品を扱う場合は、期限に応じた合理的な期間を設定しましょう。  HACCPの取組でご不明な点がありましたら、施設を管轄する保健所にご相談ください。  大阪府のホームページでは、過去に実施したHACCPセミナーの資料、動画を公開しています。「HACCPに沿った衛生管理」の取組に、是非ご活用ください。 〇「HACCPに沿った衛生管理の制度化について」(大阪府食の安全推進課)  https://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/haccp/ このメールは「食品衛生いろはの『い』」を選択された方に配信しています。 <お問い合わせ> 大阪府 食の安全安心メールマガジン Eメール:shokunoanzen-g06@sbox.pref.osaka.lg.jp 情報変更・配信停止手続きページ https://reg23.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=pg-ojt-7127d1a15567d6792d767e5e0f761c3a