寒い季節にも食中毒にご用心(食品衛生いろはの「い」:令和元年度第2号) 冬になると食中毒は減ってくると思われがちですが、ノロウイルスによる感染症が増え、それに伴いノロウイルス食中毒も増加します。 ノロウイルスによる食中毒は、生や加熱不十分なカキなど二枚貝が原因になることもありますが、調理従事者がノロウイルスを食品につけてしまったことを原因とする食中毒が多く発生しています。 「ノロウイルス食中毒の事例紹介(厚生労働省)」 https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000104950.pdf ノロウイルスの食中毒対策は、「持ち込まない」「つけない」「やっつける」が重要です。 「持ち込まない」ためには、下痢やおう吐などの症状のある場合には調理作業に従事しないよう体調チェックを行うことです。 しかし、ノロウイルスは感染しても症状が出ない場合があります。調理の前には、石けんを使用して丁寧に手洗いを行い、ウイルスを食品に「つけない」ようにしましょう。 アルコールの効果があまり期待できないのでしっかり2度洗いをし、使い捨てのペーパータオルを使用するとより効果的です。 「手をしっかり洗いましょう」 http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/tearai.html ノロウイルスは食品の中心部を85℃から90℃で90秒間以上加熱すると失活します。中心部までしっかりと加熱し、「やっつける」ようにしましょう。 これらの対策をきちんと実行して、食中毒を起こさないようにしましょう! このメールは「食品衛生いろはの『い』」を選択された方に配信しています。 <お問い合わせ> 大阪府 食の安全安心メールマガジン Eメール:shokunoanzen-g06@sbox.pref.osaka.lg.jp 情報変更・配信停止手続きページ https://reg23.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=pg-ojt-7127d1a15567d6792d767e5e0f761c3a