第18回:ステップ7 『特に重要な対策』を実行できなかった場合の対処法(食品衛生いろはの「い」) 食品からの健康被害を防ぐために『特に重要な対策』が確実に実行できたかを点検した結果、不合格になってしまうこともあります。 こうした事態の対処法を前もって考えておきましょう。そして決めた対処法は、ノートに書き留めるなどして共有しておきましょう。 例えば・・・ 「タイマーをセットし忘れて加熱時間を確認できなかった」 「刺身の調理時間が長引いてしまった」 そんな時に、“再加熱する”、“廃棄する”、“用途を変えて使う(刺身ではなく揚げ物にする)”などの対処法を事前に決めておけば、不合格になってもあわてることなく、お客様に安全な食品を提供することができます。 また、『特に重要な対策』を実行できなかった原因を見つけ出すことも重要です。 原因がうっかりミスであれば“注意喚起の貼り紙をする”、機械の不具合であれば“修理する”、といったように、原因を追及し改善していくことで、より確実に安全対策を実行できるようになるのです。 ポイント:『特に重要な対策』を実行できなかった場合の@対処法を決めて共有し、A対処した結果と原因を記録に残し、B原因を改善する。 次回は、「ステップ8 衛生管理を見える化する」をお届けします。 過去の配信はこちらをご覧ください。 http://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/magajin/iroha2.html このメールは「食品衛生いろはの『い』」を選択された方に配信しています。 <お問い合わせ> 大阪府 食の安全安心メールマガジン Eメール:shokunoanzen-g06@sbox.pref.osaka.lg.jp 情報変更・配信停止手続きページ https://reg23.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=pg-ojt-7127d1a15567d6792d767e5e0f761c3a 2025万博を大阪・関西へ! ■誘致委員会ホームページ:http://www.expo2025-osaka-japan.jp/〔会員募集中です〕