第11回:ステップ5 健康被害につながる要因への『特に重要な対策』を決める【食中毒菌・ウイルス編】(食品衛生いろはの「い」) 食中毒菌やウイルスの≪健康被害につながる要因≫への対策のうち、健康被害を防ぐことができる『特に重要な対策』を決めます。 では、第9回で見つけたハンバーグの調理作業ごとの対策を使って考えてみましょう。 ≪食材の要因≫ ・牛ひき肉には腸管出血性大腸菌等、卵にはサルモネラがついている ≪手順の要因≫と『対策』 ・手や調理器具から食品に菌等をつけてしまう  ★対策@→洗浄・消毒した清潔な手や調理器具で食品を扱う【つけない】 ・食品の室温放置で菌が増えてしまう  ★対策A→食品の温度が上がらないよう手早く作業する。保管する場合は冷蔵庫に入れる【増やさない】 ・加熱不十分で菌等が残ってしまう  ★対策B→食品の中まで十分に火が通るよう加熱する【やっつける】 対策@や対策Aでは、食中毒菌等が食材についていた場合、健康被害を防ぎきることはできません。 対策Bなら、「食品の中まで十分に火が通るよう加熱する」ことにより菌等を【やっつける】ことができます。そこで、対策Bを『特に重要な対策』として決定します。 ポイント:健康被害を確実に防ぐことができる対策を、『特に重要な対策』として決定しましょう。 次週は、「ステップ5 健康被害につながる要因への『特に重要な対策』を考える【異物編】」を配信します。 過去の配信はこちらをご覧ください。 http://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/magajin/iroha2.html このメールは「食品衛生いろはの『い』」を選択された方に配信しています。 <お問い合わせ> 大阪府 食の安全安心メールマガジン Eメール:shokunoanzen-g06@sbox.pref.osaka.lg.jp 情報変更・配信停止手続きページ https://reg23.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=pg-ojt-7127d1a15567d6792d767e5e0f761c3a 2025万博を大阪・関西へ! ■誘致委員会ホームページ:http://www.expo2025-osaka-japan.jp/〔会員募集中です〕