第9回:ステップ4 健康被害につながる要因への対策を考える【食中毒菌・ウイルス編】(食品衛生いろはの「い」) 食中毒菌やウイルスによる≪健康被害につながる要因≫を、食材と調理作業ごとに探し出した後は、これらの要因への対策として「菌等をつけない・増やさない・やっつける」手段を考えます。 では、第5回で見つけた、ハンバーグの調理作業ごとの≪要因≫を使って、『対策』を考えてみましょう。 〔手順〕 @ 玉ねぎをみじん切りにする A @にサラダ油以外の食材を加えてこねる B Aを小判形にする C サラダ油をひいたフライパンにBを乗せ、ふたをして蒸し焼きにする D 皿に盛りつける ≪要因≫と『対策』 @Aの要因…手や調理器具から食品に菌等をつけてしまう  ★対策→洗浄・消毒した清潔な手や調理器具で食品を扱う【つけない】 ABの要因…食品の室温放置で菌が増えてしまう  ★対策→食品の温度が上がらないよう手早く作業する。保管する場合は冷蔵庫に入れる【増やさない】 Cの要因…加熱不十分で菌等が残ってしまう  ★対策→食品の中まで十分に火が通るよう加熱する【やっつける】 Dの要因…手や調理器具から食品に菌等をつけてしまう  ★対策→洗浄・消毒した清潔な手や調理器具で食品を扱う【つけない】 ポイント:≪健康被害につながる要因≫への対策として、「菌等をつけない・増やさない・やっつける」手段を考えましょう 次週は、「ステップ4 健康被害につながる要因への対策を考える【異物編】」を配信します。 過去の配信はこちらをご覧ください。 http://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/magajin/iroha2.html このメールは「食品衛生いろはの『い』」を選択された方に配信しています。 <お問い合わせ> 大阪府 食の安全安心メールマガジン Eメール:shokunoanzen-g06@sbox.pref.osaka.lg.jp 情報変更・配信停止手続きページ https://reg23.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=pg-ojt-7127d1a15567d6792d767e5e0f761c3a 2025万博を大阪・関西へ! ■誘致委員会ホームページ:http://www.expo2025-osaka-japan.jp/〔会員募集中です〕