第8回:異物はこうして誕生した!?(食品衛生いろはの「い」) 異物混入の原因は、食材に由来するもの、調理する人の不注意によるもの、物品の破損によるものなど様々です。実際に起きた事例に迫ってみましょう。 ◆焼きそばから注射針  豚に予防注射をした時、折れた注射針が肉の中に残ってしまった。工場で豚肉に加工した時や、お店で焼きそばを調理する時に、豚肉に混入していた注射針を見落としたため、客に提供してしまった。 ◆日本酒を飲んだ客が嘔吐  居酒屋で日本酒と間違えて、洗剤を提供。飲んだ客が救急車で搬入された。この店では日本酒のラベルがついた一升瓶に洗剤を保管していたため、従業員がそれを日本酒だと思い込んで、客に提供してしまった。 ◆カレーからライターの破片  着火しているコンロの側に置いていたライターが熱せられて爆発。従業員は付近にあった調理中の食品を全て廃棄した。ところが、コンロから離れたところにあった仕込み中のカレー鍋にも破片が混入しており、気づかず客に提供してしまった。 このように、あらゆることが引き金になって異物は発生します。お店でも意識して衛生管理に取り組みましょう。 次週は、「ステップ4 健康被害につながる要因を防ぐための手段を考える【食中毒菌・ウイルス編】を配信します。 過去の配信はこちらをご覧ください。 http://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/magajin/iroha2.html このメールは「食品衛生いろはの『い』」を選択された方に配信しています。 <お問い合わせ> 大阪府 食の安全安心メールマガジン Eメール:shokunoanzen-g06@sbox.pref.osaka.lg.jp 情報変更・配信停止手続きページ https://reg23.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=pg-ojt-7127d1a15567d6792d767e5e0f761c3a 2025万博を大阪・関西へ! ■誘致委員会ホームページ:http://www.expo2025-osaka-japan.jp/〔会員募集中です〕