第7回:ステップ3 健康被害につながる要因を見つけ出す【異物編】(食品衛生いろはのい) 危険な異物(金属片、ガラス片、石など)による健康被害につながる要因には、「もともと食材についている」、「意図せず食品に入ってしまう」ものがあります。 第4回で書き出したハンバーグの「食材」と「調理作業の手順」を使って、≪健康被害につながる要因≫を考えてみましょう。 【食材】 牛ひき肉、玉ねぎ、卵、パン粉、牛乳、塩、こしょう、サラダ油 ≪要因≫ 牛ひき肉…骨片が残っている 卵…卵の殻が残ってしまう 【手順】 @ 玉ねぎをみじん切りにする A @にサラダ油以外の食材を加えてこねる B Aを小判形にする C サラダ油をひいたフライパンにBを乗せ、ふたをして蒸し焼きにする D 皿に盛りつける ≪要因≫ すべての調理作業で意図せず次の異物が食品に入ってしまう ★調理する人の不注意によるもの(アクセサリー、絆創膏、使い捨て手袋の一部など) ★調理器具、食器の破損によるもの(包丁の刃、金だわし、食器の破片など) ★施設の劣化によるもの(蛍光灯のガラス片、天井・壁の塗料片など) ★その他(ホッチキスの針、マグネット、たばこの吸い殻など) ポイント:食材と調理作業ごとに「異物が残る・入る」要因を探し出しましょう。 次週は、“コラム「異物はこうして誕生した!?」”を配信します。 過去の配信はこちらをご覧ください。 http://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/magajin/iroha2.html このメールは「食品衛生いろはの『い』」を選択された方に配信しています。 <お問い合わせ> 大阪府 食の安全安心メールマガジン Eメール:shokunoanzen-g06@sbox.pref.osaka.lg.jp 情報変更・配信停止手続きページ https://reg23.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=pg-ojt-7127d1a15567d6792d767e5e0f761c3a 2025万博を大阪・関西へ! ■誘致委員会ホームページ:http://www.expo2025-osaka-japan.jp/〔会員募集中です〕