「知らないうちに感染源になってしまう?ノロウイルスの不顕性感染」(大阪健康安全基盤研究所からのお知らせ)  冬になり寒くなるとノロウイルスによる胃腸炎の報告が増加します。 ノロウイルスに感染すると嘔吐、下痢、腹痛、発熱といった症状が現れ、便には1g中1億個以上のウイルスが排泄されます。 しかし、感染者の中には胃腸炎症状を示さない不顕性感染となる場合があります。症状はないのですが、発症者と同じようにたくさんのウイルスが排泄されます。 そのため、手洗いが不十分だと食品を汚染してしまうことがあり、食中毒につながります。 不顕性感染者の割合は調査方法によって異なりますが、81の報告をとりまとめたところ7%程度、集団発生時は18%と推定されました*。(*出典:Qi R. et al., EClinicalMedicine. 2018) 誰でも知らないうちに感染源となってしまう可能性があります。そうならないために、トイレ後や調理および食事の前に、手洗いをしましょう。 ノロウイルス食中毒の詳細については下記HPをご覧ください。 http://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/shokutyuudoku/norovirus.html このメールは、知っトク!食の情報を選択された方に配信しています。 <お問い合わせ> 大阪府 食の安全安心メールマガジン Eメール:shokunoanzen-g06@sbox.pref.osaka.lg.jp 情報変更・配信停止手続きページ https://reg23.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=pg-ojt-7127d1a15567d6792d767e5e0f761c3a