醸造用ぶどう「大阪R N-1」が品種登録されました!(大阪府立環境農林水産総合研究所からのお知らせ) 皆さんは赤ワインはお好きですか? 高品質な赤ワインでは、しっかりとした赤い色がついていることが重要ですが、地球温暖化によって、 ぶどうの着色不良が生じてワインの色が薄くなることが心配されています。 その問題を解決する可能性を秘めた有望なぶどうの品種が「大阪R N-1(おおさかあーる えぬ-わん)」です。 「大阪R N-1」は、着色が良好で、果皮の色が濃く果肉まで暗赤色に着色し、果実のアントシアニン含量が極めて高いことが特徴です。 ワインにすると、一般的な赤ワイン醸造用ぶどうよりもしっかりと赤い色がつき、夏場に高温となる地域でも栽培できます。 この品種は府内のワイナリーで40年ほど前に育成されてきたもので、(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所で調べたところ、 この品種が既存品種とは異なる新たなぶどう品種であることを確認しました。 今回、ワイナリーのご厚意で、大阪のぶどう・ワイン産業の発展に活用できるように、 研究所から品種登録を行い、令和4年3月28日付で登録されました。 これからも府民の皆さんにおいしい赤ワインを楽しんでいただけるよう、このぶどうの栽培を広げていきたいと考えています。 (参考) 〇アントシアニンが豊富で、果肉まで着色! 醸造用ぶどう「大阪R N-1」が品種登録されました(大阪府立環境農林水産総合研究所HP) http://www.kannousuiken-osaka.or.jp/watch/doc/2022042600053/ このメールは、知っトク!食の情報を選択された方に配信しています。 <お問い合わせ> 大阪府 食の安全安心メールマガジン Eメール:shokunoanzen-g06@sbox.pref.osaka.lg.jp 情報変更・配信停止手続きページ https://reg23.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=pg-ojt-7127d1a15567d6792d767e5e0f761c3a