つけない!増やさない!やっつける!(「食」の豆知識情報) 今週から全4回にわたり、食に関する情報提供としまして、メールマガジンをお届けします。 ※このメールは「知っトク!食の情報」を選択された方に配信しています。 皆さんは、食中毒の定義をご存じでしょうか? 食中毒とは、食中毒の原因となる細菌やウイルス、有毒な物質のついた食品を食べることで、嘔吐や腹痛、下痢、発熱などの症状が出ることをいいます。 食中毒を防ぐためには、食べ物に細菌やウイルスを「つけない」、食べ物に付着した細菌を「増やさない」、食べ物や調理器具に付着した細菌やウイルスを「やっつける」の「食中毒予防の3原則」が重要となります! 「つけない」 手には様々な雑菌が付着しています。食中毒の原因菌やウイルスを食べ物につけないように、必ず手を洗いましょう。 「増やさない」 細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になりますが、10度以下では増殖がゆっくりとなり、マイナス15度以下では増殖が停止します。 食べ物に付着した菌を増やさないためには、低温で保存することが重要です。 「やっつける」 ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅しますので、肉や魚はもちろん、野菜なども加熱して食べれば安全です。 「食中毒予防の3原則」を意識しながら食品を取り扱うことで食中毒は簡単に予防できます。なお、腹痛、下痢、発熱など体に異常がある時は、医師の診察を受けましょう。