容器包装詰低酸性食品には、「要冷蔵」表示をお忘れなく! 冷蔵での保存を意図した容器包装詰低酸性食品を誤って常温で保存し、それを販売する事例が報告されています。 容器包装詰低酸性食品は、120℃で4分間以上の加熱殺菌か、10℃以下での保存を要し、後者では温度管理が徹底されていないとボツリヌス食中毒の要因にもなります。 ボツリヌス食中毒を防ぐため、容器包装詰低酸性食品の製造者の皆様は、食品表示基準等で定められる事項を遵守し、適正な表示を行ってください。 【食品表示基準等で定められる表示事項】 ・「要冷蔵」など冷蔵を要する食品であることを示す文字を、容器包装のおもて面に分かりやすい大きさで表示する。 ・一括表示の保存方法欄にも摂氏10度以下で保存しなければならない旨を表示した上で、容器包装おもて面の「要冷蔵」などの文字は、大きさ(おおむね20ポイント)、色、場所を分かりやすく工夫して表示する。 また、流通・販売事業者の皆様は、表示された保存方法を守って食品を取り扱うとともに、以下の手引書を参考にして、HACCPに沿った衛生管理の徹底に努めてください。 ○スーパーマーケットにおけるHACCP の考え方を取り入れた衛生管理のための手引書、多店舗展開を図る食品小売事業者におけるHACCP の考え方を取り入れた衛生管理のための手引書 等(厚生労働省ホームページ) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000179028_00003.html ■参考 真空パック詰食品(容器包装詰低酸性食品)のボツリヌス食中毒対策(厚生労働省ホームページ) https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/03-4.html 酸素が少ない状態で増殖する菌!(大阪府ホームページ) https://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/shokutyuudoku/botulinum.html このメールは「事業者向け情報」を選択された方に配信しています。 <お問い合わせ> 大阪府 食の安全安心メールマガジン Eメール:shokunoanzen-g06@sbox.pref.osaka.lg.jp 情報変更・配信停止手続きページ https://reg23.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=pg-ojt-7127d1a15567d6792d767e5e0f761c3a