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質問と回答 [ Q&A番号:6256 ]


質問

狂犬病について知りたい。

回答

狂犬病は、狂犬病ウイルスによって伝播する動物由来感染症です。人、犬はもちろん、キツネ、アライグマなど、ほとんどの哺乳動物が感染します。
発症した動物に咬まれると、唾液を通じて高い確率で感染します。
咬傷等で体内に侵入したウイルスは、その侵入部位付近で増殖し、そこから神経組織に入った後、増殖を続けながら脳へと上り、
異常な興奮状態や痙攣などの症状を引き起こします。
脳に達したウイルスは、さらに神経を伝って唾液腺へと移り、唾液と共に排泄されるようになります。
ウイルスが体内に侵入してから症状が出るまでの間を潜伏期間といいますが、犬で3〜8週間、人で1〜3ヶ月(平均1ヶ月)と言われています。
潜伏期間の長さは、咬まれた部位から脳までの距離や侵入したウイルス量によって違いますが、いずれにせよ、
発症すると動物でも人でも100%死亡するといわれています。
狂犬病は、発症してからの治療法はありません。人が感染動物に咬まれた場合は、発症前の潜伏期間中に暴露後免疫治療を行います。
この治療は、咬まれた直後〜90日の間に6回狂犬病のワクチンを接種することで免疫を上げ、ウイルスが脳に達して発症するのを抑えるというものです。
ただし、治療の開始が遅れたり、顔面など脳に近い部位を咬まれた場合には、この治療の効果が出る前に発症してしまうことがあります。
日本での犬における狂犬病の発生は、1956年の発生以降ありませんが、2013年7月にそれまで清浄国であった台湾において、野生のイタチアナグマから狂犬病ウイルスが確認されました。また、日本人の発症例としては、1970年に旅行先のネパールで犬にかまれた邦人男性が帰国後発症し亡くなった事例及び2006年11月にはフィリピンからの帰国者2名が相次いで狂犬病を発症しています。一方、東南アジアなど今でも世界の多くの国で発生し毎年5万人以上が亡くなっています。

参考リンク

お問合せ窓口

環境農林水産部 動物愛護管理センター 総務課
電話番号 072-958-8212
583-0862 羽曳野市尺度53番地の4

このページの作成所属
環境農林水産部 動物愛護管理センター 総務課

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