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更新日:2024年5月14日

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府民の方からよくいただくお問合せ集

よくある質問

大阪府の高潮対策について知りたい。

西大阪地域の高潮対策は、昭和25年のジェーン台風、昭和36年の第2室戸台風による被害を契機に数々の防潮施設の整備を行ってきました。
昭和40年度からは、より高い安全度を確保するために以下の計画目標とし、事業が推進されることになり、昭和45年にはこの計画の基幹施設である三大水門などが完成、第一線の防潮ラインが形成され、昭和56年には内水排除用の毛馬排水機場が完成しました。
○計画目標
 伊勢湾台風(昭和34年9月)と同規模の大型台風が大阪湾に最悪のコース(室戸台風の経路)を通って、満潮時に来襲したことを想定して防潮施設を整備する。
○計画高潮位
 O.P.+5.20m(=O.P.+2.20m+3.00m)
 O.P.+2.20m:7月~10月(台風期)の朔望平均満潮位
 3.00m:潮位偏差(風の吹き寄せ、気圧の低下等による潮位の異常上昇高)
旧淀川筋の中でも主要河川である安治川、尻無川、木津川においては、船舶の航行を妨げず、強風や地震などの厳しい条件にも有利なことから、国内では珍しいアーチ型の大水門3門が建設されました。(昭和45年完成)これらの防潮水門を高潮に備えて閉鎖すると、河道内の水位が上昇するため、水門閉鎖時の内水を排水する施設(毛馬排水機場)が建設されました。
神崎川筋では、比較的橋梁が少なく、流域も大きく洪水流量も多いため、防潮堤方式を採用しています。

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